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デスウィンズ/沈黙の航海

Elizabeth HurleyJurgen ProchnowPatsy Kensit

海は気まぐれ。



ヨットの船長スキッパー(ルゲン・プロフノ)は大きな嵐の中で相棒のポール(マリオ・ストック)を事故死させてしまい、それ以来航海に出なくなくなります。しかもそのポールはこともあろうにスキッパーの妻と愛人関係になっていました。いつか再び海に出ると口では言いながら酒場に入り浸るスキッパー。そんな彼の前に、スー(パッツィ・ケンジット)とルー(エリザベス・ハーレイ)という酒場のダンサーをしているイギリス娘からバルバドスへ連れて行ってくれないかと依頼されます。決心したスキッパーは二人の娘とともに、バルバドスまでの4週間の航海を決意。だが、次第にその航海に暗雲がたれこめて来ます・・・・・・。

サンタパパ的に大好きな女優、エリザベス・ハーレイとパッツィ・ケンジットの共演する映画です。至福。エリザベス・ハーレイはまだキャリアの浅い頃。非常に初々しい感じがします(ジャケットはイマイチですが、本編はとってもいいです)。え~~なあ~~。そのキャリアが浅いためなのか、一部のシーンでは脱ぐのと濡場担当にもなっています。

パッツィ・ケンジットは私はポップス・バンド「エイス・ワンダー」で知ったのですが、実は女優としてのキャリアは意外に長いんですね。『ビギナーズ』の印象が深かったもんで。4歳の時に『華麗なるギャッビー』(1974)に出演、翌年に『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1975) に出てたとは知りませんでした。なかなかいい作品、いい配役に恵まれてないような気もします。本作ではわがまま娘を演じていますが、 エリザベス・ハーレイとのコンビでスパンコールのステージ衣装や水着姿を披露しています。多分、わざと下手に歌って踊ってるんでしょうけど、それも大変ですわな(笑)。

この美女2人に中年男という組み合わせですから、いろいろと不穏な空気がながれます。それにしても、ラストの展開とその後のテロップには唖然。何事が起こったのか理解不能でしたがな。サスペンス・タッチのこの映画を一気に謎の怪作にしています(苦笑)。いえね、私的にはエリザベス・ハーレイとパッツィ・ケンジットで満足しましたけど。

USA版VHSのジャケットは3種類出ているんですね。それぞれ、3人の顔が出ています(笑)。


【デスウィンズ/沈黙の航海(SKIPPER: BLOODY ATLANTIC/KILL CRUISE/THE STORM/DER SKIPPER) 1990年 西ドイツ】
by santapapa | 2005-04-28 23:53 | 洋画一般
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