2006年 03月 29日 ( 1 )

金星ロケット発進す

金星ロケット発進す

ポーランドでは教科書にも使われているSF作家の巨匠、スタニスワム・レム氏が3月27日に心臓病のため、84歳でお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈りいたします。

一般的にはUSSRのアンドレイ・タルコフスキー監督の『惑星ソラリス』や、それをリメイクした『ソラリス』の原作「ソラリスの陽のもとに」に知られるSF作家ですが、そのようなシリアスな作品のもならず、一種独特の味を持ったアホなSFの「泰平ヨンの航星日記」とか、ロボット宇宙弥次喜多珍道中の「宇宙創世記ロボットの旅」みたいなユーモア感覚溢れる作品も世に送り出している幅広い芸風を持っていました。特に「宇宙創世記ロボットの旅」なんかは、日本だったらブラックホールのお茶漬け(爆笑)の石原藤夫が書きそうなSFマインドあふれるギャグがふんだんに楽しめて、その手のSF好きには必見です。確か昔は名前はスワニスワム・レム、もしくはスタニスラフ・レムという表記だったような記憶もあります。

そのスタニスワム・レムが1951年に書いたベストセラー「金星応答なし」を、1959年に母国ポーランドと東ドイツ(当時)で合作した映画が『金星ロケット発進す』でした。主演は国際的に活躍した日本人女優の谷洋子。

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by santapapa | 2006-03-29 23:36 | 洋画一般