ガメラ2 レギオン襲来

ガメラ2 レギオン襲来

平成ガメラ・シリーズの第2弾。前作『ガメラ 大怪獣空中決戦』では舞台が長崎から東京まで北上してきましたが、ここでは北海道から仙台、利根川へと南下していく怪獣行脚です。



冬のある日のこと、北海道は支笏湖の近辺に巨大な隕石が落下します。その後北海道の各地ではさまざまな異変がおこり、隕石落下から5日目に地下鉄構内に巨大な虫のような怪獣が出現して地下鉄の乗客が襲われて、デパートを突き破るように巨大な植物体が現われます。この異星からの巨大な植物が種子が放出されると札幌の街は潰滅してしまうということで、自衛隊が出動しますが阻止できそうにありません。あわやというところで飛んで来たガメラが草体を火炎で破壊します。そのガメラに襲いかかる無数の虫のような宇宙生物。長い戦いの火蓋が切って落とされます・・・・・・。

『ガメラ 大怪獣空中決戦』で1990年代の怪獣映画のあり方を提示してみせてくれた翌年に、さらに進化した形で怪獣映画の真髄の一つの形を見せてくれました。宇宙生物であるレギオンの郡体怪獣というアイディアがすごいです。ガメラに襲いかかっていくシーンでは、見ているこっちの方が身体中が痒くなりそうです。スキを見て振りほどいて飛び去るシーンも描写が細かいですね。

コメンタリーとかを聞いていると、普通にやっているとガメラの飛行からの着陸シーンはかっこよくなりえないので、常にガメラの着陸シーンには工夫をしたそうです。この映画でも利根川での場面は着陸の時に慣性で横滑りをしながら火球を3発打つという見せ所を作っています。昔のガメラ・シリーズからのお約束である、アブドーラ・ザ・ブッチャーの試合ばりのガメラ流血シーンも健在です。

また自衛隊とNTTもこの映画に全面協力をしたそうで、描写のリアリティを大きく高めています。

ただこの映画で私的に2点ほどちょっとついていけなかった部分があって、ひとつはセガール娘(笑)が「(ガメラは)必ず復活します。だって、ガメラはレギオンを許さないから」と言う部分。ジェットジャガーじゃないんだから、「使命」とか「許さないから」とかですむ問題じゃないような(苦笑)。もうひとつは、最後の必殺技。あれ、ありですか?

といいつつ映画館で見てあまりの迫力に、終わった後に満足感もあってぼおっとしてしまった映画のひとつです。ちなみに初めてボックス・セットを買ってしまったDVDでもあります。


【ガメラ2 レギオン襲来 1996年 日本】
[PR]
by santapapa | 2004-11-15 07:34 | 邦画
<< ガメラ 大怪獣空中決戦 ガメラ3 邪神<イリス&... >>