決戦 紫禁城

決戦 紫禁城

天安門で有名な紫禁城屋根の上で剣豪が世紀の対決。監督が劉偉強(アンドリュー・ラウ)、脚本が王晶(バリー・ウォン)の、いかにも香港の正月映画といったなんでもありの娯楽時代劇映画です。



昔々の中国でのこと、皇帝の兄弟であった葉孤城(イプ・クーシン)は剣神として名を知られている西門吹雪(サイモン)との紫禁城での決戦を皇帝に申し出てます。皇帝の妹はそのイプ・クーシンを慕って、なんとか力になりたいと追っかけをしています。二人の決戦は世間で大評判で、なんとか見ようとする人たちが続出。そんな中、謎の殺人事件が次々におこり、サイモンの友人でもある皇帝密使の龍龍九(009)が捜査に乗り出します・・・・・・。

剣聖であり皇帝の兄弟でもあるイプ・クーシンを劉徳華(アンディ・ラウ)、血を流さずに人を殺す剣豪サイモンに鄭伊健(イーキン・チェン)という配役。2人ともニコリとも笑わず、シブくてカッコいい演技です。サイモンなんか普段は饅頭屋をやっているのに、落ちた饅頭の汚れを口で吹くだけで人に渡すニヒルさをおもってます(苦笑)。最後の対決のシーンでは屋根をぶち抜いたり『マトリックス』したりと、過剰な演出もありますがなかなか見せてくれます。

が、2人以外はかなりC調でベタなギャグの応酬。ちょっぴり下ネタも。このあたりはさすがなんでもありの香港映画。中でも一応古装片でありながらサングラスをして秘密兵器を操る皇帝密使009を演じる張家輝(ニック・チョン)が、おいしいところをぜ~んぶかっさらっていってしまいます。主役の2人の立場って・・・・・・(苦笑)。

叔父のイプ・クーシンを慕う公主には趙薇(チャオ・ウェイ)。小燕子らしいはまり役で、わがままで小生意気でじゃじゃ馬な公主を演じています。イプ・クーシンになんとか近づこうとするところを、軽くあしらわれてしまうのが、また「らしい」ところですね。

しかしあの秘密兵器のカサ、ほしいです。


【決戦 紫禁城(決戰紫禁之巓)/The Duel 2000年 香港】
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by santapapa | 2004-11-11 22:06 | 香港(中国・台湾)映画
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