料理長(シェフ)殿 ご用心

カッツィDVD スペシャルBOX

今はグルメの時代とも言われ、世界中のありとあらゆる料理のほとんどを日本にいながら食べることができるような世の中です。昔は今ほど経済的に豊かではなかったし、情報量もあまり多くなかったので海外の、それも豪勢な料理は夢のまた夢でした。食い意地がはっていたもんですから、夢の中でここがチャンスとばかりに食い続けて「もう食べられないよお」とおなかを抱えたことも数え切れません(←ベタですが本当です)。



イギリス王室晩餐の主催者であり料理雑誌の出版社を経営する美食家マックスは、世界最高のシェフ4人を集めて晩餐会を開きます。ところがその後で、その晩餐会で腕を振るったシェフが1人、また1人と殺されていきます。しかもそのシェフが最も得意とする調理法で殺されてしまうのです。次々に襲いかかる魔の手から、シェフは逃げることができるのか・・・・・・。

と書くと恐怖のサスペンス映画みたいですが、かなりコメディ色の強い映画です。それに加えておいしそうな料理が山ほどあり、ラブ・ロマンスがちょっぴりあり、セクシーな描写ありと、豪華でちょっとシャレたオトナの映画です。イギリスを中心にヨーロッパを回るせいか、あまり雰囲気がUSAっぽくない感じです。ジョージ・シーガル扮するロビーがナターシャの元夫という設定で、ヨーロッパにオムレツ・チェーンを展開するためにナターシャを口説き落とそうとするのですが、彼を使ってUSAとUKの違いを使ったギャグも入れてたりしますし。

中でも、この映画でのデザート・シェフ、ナターシャを演じたジャクリーン・ビセットの美しさにはKOされましたねえ。初めて空港にナターシャが現れるシーンは、その時に流れるヘンリー・マンシーニの「ナターシャのテーマ」(サウンド・トラックとは別アレンジ)とあいまって印象的な場面になってます。

ヘンリー・マンシーニのこの映画のテーマ曲も豪華絢爛な演奏で、その後CMなんかにも使われたりしていました。映像も当時としては美しく、まさしく満腹になってしまうような映画です。

ちなみに映画のパンフレットも豪華な金色の表紙でした。この映画もまだDVDになっていないみたいで、早くDVD化されることを期待したいですね。


【料理長(シェフ)殿 ご用心(Who is Killing the Great Chefs of Europe?) 1978年 USA】
[PR]
by santapapa | 2004-10-27 23:13 | 洋画一般
<< デモン・シード ヘブン・アンド・アース >>