ワイルド・フラワーズ

ワイルド・フラワーズ

不思議とまわりには格闘技系が好きな人間がいっぱいいるのですが、私は格闘技はおろか運動関係となんの縁もない人間なんで、スポーツを見るといっても阪神戦をたまに見る程度です。そんな私が1999年にSOCKSというバンドで、CAZAIというグループのバックをやったことがありました。当時女子プロレスのアルシオンという団体のキャディ奥津、浜田文子、秋野美佳、藤田愛の4人による歌のユニットです。その時、初めて女子プロレスラーを間近に見ましたが、もう見ただけで身体を鍛え上げているといった感じで、私なんかは一発張り手をもらっただけで20kmぐらい向こうまで吹っ飛ばされそうな迫力がありました。



さてこの『ワイルド・フラワーズ』は架空の弱小女子プロレス団体、ガリンペイロを中心とした話です。元女子プロレスラーだったガリンペイロの社長が病気で無くなり、何も知らない医者だった息子が遺言により社長に就任。新人レスラーの成長を絡めながら、解散しそうな団体を立て直そうと次第にのめりこんでいく物語です。

実際に出演しているレスラーは、JDスター/アクトレスのメンバーだそうです。うちはGAORAが写るので、JDスターとGAEA JAPANは放送していて見たことがあります。そういう意味ではリングでの格闘シーンはお手ものなんでしょう。

所謂、割とストレートな熱血青春物ですが、過大な期待をしないで見たからか大変楽しめました。全編に独特の古くささ、野暮ったさがあるのですが、それがいやみに見えず登場人物の一生懸命さに感情移入できました。映画の雰囲気は、同じ女子プロレスを扱ったピーター・フォークの出ている『カリフォルニア・ドールズ』に似ているところがあっていいです。

またある意味今の野球の現状の問題点と共通するような部分もあって、いろいろと考えさせられました。経済的に成り立たない興行というものは、存在できないわけですから。

ライバル会社のJリングの社長役は麿赤兒で、すごくいい味を出していました。また、ガリンペイロという団体の名前の付け方がうまいですね。現実であればそういう山師的な名前はつけにくいのでしょうけど。


【ワイルド・フラワーズ 2004年 日本】
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by santapapa | 2004-10-22 06:55 | 邦画
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