中国超人インフラマン

中国超人インフラマン

噂には聞いていた映画です。ショウ・ブラザースの作品。以前には大畑晃一の『世界トホホ映画劇場』にも一番最初に紹介されていた『中国超人インフラマン』の国内版DVDの登場です(しかも『北京原人の逆襲』と同時発売って(笑))。香港のスーパー・ヒーローものというので、『ワンダーガールズ 東方三侠』とか見ていたクチにはちょっと期待です。



幼稚園のバス(お約束)を皮切りに都市を火の海にした氷河魔王女が、「人類を1人残らず滅ぼす」と宣戦布告。この危機に科学研究所のユー所長は研究所のレイ・マを改造してインフラマンにすることを決意します。コンデンサーやらなんやらを足につけたりして、中国超人インフラマンが誕生。氷河魔王女が送り出す怪人相手に戦いを挑みます。がんばれ、インフラマン!地球の明日は君にかかっている!

東映ティスト、バリバリのスーパー・ヒーローものです。ちょっとイナヅマン入ってます。かの国にまで影響を与えた石森章太郎先生って、やっぱ偉大だったんだなぁ。

主役のレイ・マは『狼 男たちの挽歌・最終章』の李修賢(ダニー・リー)です。特撮は1975年の作品と考えればそれなりの出来です。また、敵の氷河魔王女がセクシーです。

もちろん突っ込みどころ満載の楽しい映画です。インフラマンに改造されたレイ・マに博士曰く、「身体の変化がわかるか?」って(笑)。それに答えて研究所の備品を破壊しながら「力がみなぎってます」と答えるレイ・マもなかなかファンキーです。

そして外に飛び出したインフラマンを見て皆が指さします。
「あ!インフラマンだ!」
なんで名前を知ってる?(笑)
しかもその後は変身してても、敵も含めてみんなに「レイ・マ」と本名を呼ばれてます。

なんといってもこの映画の白眉は、ニッポンのブシドーを微塵も知らないインフラマンが、敵が小さくなってもかまわず大きいまま踏み潰しちゃうとこでしょう。生き馬の目を抜く現代では、相手に合わせたら負けだということを教えてくれます。

やたらにたくさん出てくる怪人クンたちが、妙にいとおしいですね。そこはかとなく『大英雄』の3匹の怪物を彷彿とさせます。着ぐるみが落ち着きなく動いているのが原因かもしれませんが。

ところでなんで今、DVD化したんでしょうかね?イケメン・ヒーローものが流行っているから?(←違うと思う)。


【中国超人インフラマン(中國超人/THE SUPER INFRAMAN)1975年 香港 】
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by santapapa | 2004-10-21 23:29 | 香港(中国・台湾)映画
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