スーパーマン II 冒険篇

スーパーマンII 冒険編

前作『スーパーマン』の劇場公開版の最後で「来年は『スーパーマン2』」とあったものの、3年の月日を要して世に出た続編です。スタッフに入れ替わりがあるものの、同じキャストによる極めて正当な続編映画です。



パリのエッフェル塔がテロリストに占拠され、核爆弾によって破壊されそうだという事件が発生。しかもパリにはデイリー・プラネット社の女性記者ロイス・レーン(マーゴット・キダー)が危険を顧みずにエッフェル塔にいました。それを知ったクラーク・ケント(クリストファー・リーヴ)はスーパーマンに変身するとパリに飛び、ロイス・レーンを助けると核爆弾を宇宙に放り投げて間一髪でパリ市民を救います。ところが宇宙に放り投げられた核爆弾は爆発して、その衝撃で偶然クリプトン星の犯罪者を閉じ込めていた収容所ファントム・ゾーンに脱出口を作ってしまいます。中から出てきたのは3人の犯罪者であるゾッド将軍(テレンス・スタンプ)、アーサ(サラ・ダグラス)、ノン(ジャック・オハローラン)。手始めに月に降り立って宇宙飛行士をからかうと、一路地球のUSAを目指して行きます。一方、レックス・ルーサー(ジーン・ハックマン)は刑務所を脱獄。そしてある出来事によってクラーク・ケントはロイス・レーンに自分の正体を打ち明けます・・・・・・。

しっかり前作で前振りのあった隠し刑務所の三悪人が登場。スーパーマンと同郷だけあって同じ能力のある超人が3人、地球上で暴れ回ります。おまけに宿敵(苦笑)であるレックス・ルーサーも脱獄。一方、色ボケしている(苦笑)スーパーマンはどういったトンチで悪人を懲らしめるのでしょうかといった趣向の映画だったような気が。

敵が手ごわいだけに、正義対悪のアクションの見せ所はシリーズ初の場面。スーパーマンだけにこういう場面はやっぱり期待したいですよね。敵の強さが出ていただけに、なかなか見所がありました。力はないもののスミス博士よろしく口八丁で切り抜けるレックス・ルーサーもまた、なかなか憎めないキャラクターです。禿げてないのが残念ですけど(笑)。

ピンチを脱するトンチについてはともかくも、スーパーマンが愛に溺れ、ラストにささやかな復讐をする等、非常に私的な行動が目立っていたのが、あまり私の持っているスーパーマン像と合わなくてちょっとがっかりした憶えも。それと、邦題の「冒険編」の意味が今一歩よく理解できなかったような気もします(苦笑)。


【スーパーマン II/冒険篇(SUPERMAN II) 1981年 USA】
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by santapapa | 2006-07-31 23:57 | 洋画一般
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