KHAMOSHI THE MUSICAL

KHAMOSHI THE MUSICAL

この映画や『BLACK』などを見ると、インド映画を知ってよかったなあとしみじみと思います。ぜひ日本で劇場公開してほしい、心に響く映画です。



耳が聞こえず喋ることができないジョセフ(ナーナー・パーティカル)とフラビー(シーマ・ビシュワース)の夫婦は上機嫌。娘アニー(マニーシャ・コイララ)が夫ラジ(サルマーン・カーン)と子供を連れて里帰りをするのです。ところが家族を乗せた車がトラックを避けた際に木に激突してアニーは意識不明に。その中でアニーの意識は生まれてからの出来事を辿ります。耳と口が不自由な両親の間に生まれたアニーは小さい頃から祖母のマリアム(ヘレン)に音楽を学び、貧乏生活の中、親の石鹸売りを手伝いながら成長していきます。ところがジョセフが職を失い、ピアノは売られ、やがてマリアムも亡くなり・・・・・・。やがて長じたアニーは作曲家のラジと出会い、歌と愛の喜びを覚えます。しかしアニーは両親を支えることと自分の幸せとの間で悩むことに・・・・・・。

「KHAMOSHI」とは「沈黙」のことだそうです。日本語の「かもし」かもすぞとは関係ありません。

家族愛と音楽への愛に満ちた映画です。冒頭、耳と口が不自由なアニーの両親がスピーカーの振動で踊るシーンから話が動き出すこの映画は、設定が実にうまく活かされていて心に深く染み入る映画でした。練りに練られた脚本によるストーリーと数々のセリフ、そして出演者の渾身の演技がすばらしいです。幼少の頃からのエピソードが積み重ねられているところが後で効いてきますねぇ。劇中なんどもウルウルしてしまったのですが、特にラスト付近のアニーの父の教会での手話での演説にはもうジーンときました。

当blogの訪問者には人気の高いマニーシャ・コイララですが、この映画でも美しいですね。魅力溢れるシーンが数多くあります。それと、幼少のアニーを演じた娘ですが、実にマニーシャ・コイララの雰囲気をそっくり持っていてびっくりしました。

音楽はジャティン・ラリトですから言うことなしです。冒頭のグイグイ引っ張っていくようなビートの効いたかっこいい曲から、歌手アニーが歌う曲までポップないいメロディに溢れています。大のお薦めの映画です。


【KHAMOSHI THE MUSICAL 1996年 インド】
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by santapapa | 2006-07-26 23:58 | インド映画
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