スウォーズマン 女神復活の章

スウォーズマン 女神復活の章〈ニューマスター版〉

以前紹介したスウォーズマン・シリーズ『女神伝説の章』に続く第3弾です。もはやノリにのった徐克(ツイ・ハーク)の脚本をもう誰も止めることができないのか、ハチャメチャさでは前作をも上回っています。ってか原作はどうなっちゃったのよ?(笑)



話は前作で死んだ東方不敗の墓に、明朝の役人クーがスペイン無敵艦隊の面々を案内するところから始まります。実はスペイン無敵艦隊の目的は世界を支配できるという秘伝の記された「葵花宝典」が目的です。彼らが墓を暴こうとする前に現れる謎の白髪の老人は、撃たれた銃弾をすべて空中で手でつかみ、高い崖から飛び降りるという超絶の技を見せます。そしてその老人の正体は、なんと死んだはずの東方不敗ではありませんか!明朝の役人クーから自分以外に「東方不敗」を名乗る者がいることを聞いた東方不敗は、ニセモノを追って動き出します。

前作の東方不敗がウケちゃったので、彼(彼女)を主人公にした作品を1本作っちゃったというこの作品。全編、東方不敗の大活躍です。

とにかく次から次に「楽しい」シーンが目白押しです。まず、東方不敗を追う霧隠雷蔵(って、誰よ?)の木造船が潜水艦にチェンジするという発想からして参りました。というか、あれで本当に潜れるんでしょうか?(笑)チャンジするシーンは木造であることを忘れればなかなかカッコいいです(笑)。

ニセ東方不敗のジョイ・ウォン(実は元々女)が彼女(実は柳生新陰流の忍者で実は男)とエロ~く戯れていたのですが、忍者が正体がばれたかと思うと、一瞬にしてスキンヘッドに褌一丁の山海塾も真っ青の姿になったのにはド肝を抜かれましたわ(笑)。

なぜか1隻で明に来ているスペイン無敵艦隊を、東方不敗1人でやっつけるシーンは最高です。飛んで来た2発の大砲の弾を片手ずつで受け止めると、大砲の筒に放り込んで暴発。これにはスペイン人もびっくりで東方不敗の傘下に入ります。でもだからって「東西方不敗」ってのはどうかと?(笑)

そして最後の明朝の役人クーとの対決シーン。もう戦いのインフレ状態もピークに達してますから、お互いの船を気で投げあうというすざまじい戦いになってしまいます。バビル2世もヨミも真っ青。アニメやCGならともかく実写でコレをやられると、これ以上もうどうしたらいいんだか(苦笑)。とにかく前作でツボに入った人はみるべしです。

ちなみに今回のキャラクターで一番気に入ったのが、カジキマグロ君。城ミチルだかトリトンだか知りませんが、無愛想な顔つきで東方不敗を背に乗せてどこへでも泳いでいきます。

もちろん前作でも話題のあやしい棒読み日本語も健在です。人が飛び回るのは中国では当然です。

なんだ。第1作目の紹介が一番後回しになっちゃったじゃないか(笑)。


【スウォーズマン 女神復活の章 (笑傲江湖 III 風雲再起/The East is Red 1994年 香港】
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by santapapa | 2004-10-12 23:09 | 香港(中国・台湾)映画
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