人類SOS!

THE DAY OF THE TRIFFIDS

ジョン・ウィンダムの代表作である『トリフィドの日』、もしくは『トリフィド時代』、『怪奇植物トリフィドの侵略』といった邦題もついていますが、その小説の映画化。とても印象的な小説だったのですが、映画も当時としてはモンスター・パニック系の映画として、インパクトのあるものでした。



ある日、地球では壮大な流星雨が降り注ぐのが各地で見られます。ところがその光を見た人は、しばらくしてすべからく眼が見えなくなってしまいます。そして時を同じくして、トリフィドという植物が突然成長をはじめ、それだけではなく根が足となって自分で動き回り、人を襲うようになります。偶然眼に包帯をして入院していた船員ビル・メイソン(ハワード・キール)はその難を逃れ、混乱の極みを見せる街中で眼が見える恩恵に授かっていました。目の見える少女スーザン(ジャニナ・フェイ)を助けたメイソンはロンドンを離れます。一方、人里離れた海岸の灯台でアルコール好きのトム・グッドウィン(キーロン・ムーア)と妻のカレン(ジャネット・スコット)はラジオを通じて世界の非常事態を知ります。その中でトリフィドは次々に人を襲っていくと次第に勢力を増していきます・・・・・・。

私にとっては映画版『ウルトラQ』みたいな印象の映画です。小さい頃に見た時には本当に恐い映画でした。1962年に作られた非常に古い映画なのですが、当時としてはトリフィドの植物と軟体動物の合成のような造型がなかなかよくて、夜にトイレに行くのが恐かったくらいです。特に後半の大量にトリフィドが襲ってくる場面。いやすぎです(苦笑)。女性が思いっきり高い金切り声を上げる映画というのは、そういえば最近はあまり眼にしないかもしれません。音楽も当時ならではのケレン味たっぷりな盛り上げ方をしていますし。

主人公が知恵を絞りながらトリフィドと戦っていくさまは、王道ながらみせてくれますね。ラストのオチはもうちょっと工夫がほしかった気もしますけど、ある意味トラウマのひとつでもあるこの映画のことは、私は忘れることがないでしょう。


【人類SOS!(THE DAY OF THE TRIFFIDS) 1962年 UK】
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by santapapa | 2006-07-04 23:56 | 洋画一般
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