0011ナポレオン・ソロ/ミニコプター作戦

THE KARATE KILLERS

おそらく007の次に知られているスパイの一人が0011ことナポレオン・ソロ。相棒のイリア・クリアキンと共に活躍するちょっとC調なイメージもある海外テレビドラマシリーズでしたが、劇場版も8本、作られています。かつてはスパイと忍者が人気絶頂だった時代で、子供向けにサンスターのスパイ手帳なんてオモチャが飛ぶように売れていた頃です。このドラえもんと間違えそうな『ミニコプター作戦』は、0011ナポレオン・ソロの劇場版第6作目で、原題はなんと『THE KARATE KILLERS』!!。となるとニッポンが舞台なんじゃないかと思うのでしょうけど、実際後半日本が出てきます(笑)。



海水から金を抽出することに成功した天才化学者トルー博士(ジム・ボレス)は、首領ランドルフ(バート・ロム)率いる世界征服を狙う悪の組織スラッシュに狙われます。秘密諜報組織アンクルの主力スパイであるナポレオン・ソロ(ロバート・ヴォーン)とイリア・クリアキン(デイヴィッド・マッカラム)は博士の研究所へ向かいますが、その甲斐も無く博士は殺されてしまいます。金の製法を握るカギは博士の4人の娘。彼女達が握るカギを巡って、アンクルとスラッシュは火花を散らし争奪戦を繰り広げ、そして最後のカギを握る日本に飛ぶことになります・・・・・・。

ナポレオン・ソロとイリア・クリアキンのコンビが楽しいスパイ・シリーズ。セットや合成も安っぽく、話もちょっとC調が入ってますが、なんとなく憎めず気楽に見ることができたシリーズでした。ここでも最後のオチがニヤリとさせられます。この映画ではゲストに博士の末っ娘としてキム・ダービーが全編二人と行動を共にします。これが映画デビュー2作目だそうで、『いちご白書』の3年前ですね。私は博士の上の3人の娘が気になってしまいましたけど、ってナポレオン・ソロ的視点ですな(苦笑)。この映画では、クルト・ユルゲンスやテリー・サヴァラスもそれなりに重要な役としてゲスト出演していて、なにげに豪華。

また、冒頭から1960年代ファッション+音楽が楽しめるのもその手が好きな人にはポイントが高いかも。目の前で乱闘をやってても演奏をやめないバンドマンの心意気たるやよし(爆笑)。

『ミニコプター作戦』とありますが、ミニコプターは冒頭しか出てきません(笑)。『THE KARATE KILLERS』とありますが、ハッピを着たカラテを使っているらしいニィちゃんたちは数分しか出てきません(笑)。

そして、なんと言ってもニッポンのゲイシャハウス!!キム・ダービー扮する博士の末っ娘のサンディがスラッシュから逃げて日本の女性に助けを請うたところ、なんと彼女は東京でも有名なゲイシャハウスのゲイシャガール。サンディは彼女に、そのままゲイシャハウスにいて高級ゲイシャガールに化ければ悪者には見つからない、と言われます。それってなんか違う気が(笑)。サンディ、無理やり変装させられても全然ゲイシャガールに見えないし(笑)。しかもしっかり、タクシーに乗るところを目撃されてすぐにアンクルに情報入ってるし(笑)。ちなみにこのゲイシャハウスのゲイシャガールたちは、サムライ・チョップという、扇子で人を叩く技を使います(苦笑)。

この映画、ちょうど『007は二度死ぬ』の頃なんですよね。当時はスパイにとっては日本ブームだったんでしょうか?(笑)


【0011ナポレオン・ソロ/ミニコプター作戦(THE KARATE KILLERS) 1967年 USA】
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by santapapa | 2006-07-03 23:59 | 洋画一般
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