かにゴールキーパー

かにゴールキーパー

昨年、自分のblogのコメント・レスに「リメイク版『日本沈没』はどうなるんでしょうね?いっそのこと、筒井康隆の『日本以外全部沈没』を映画化するとか(^^;」と書いたら、今度本当に映画化されるとか(笑)。監督が河崎実ということから、さもありなんと(苦笑)。その河崎実監督の最新作が『かにゴールキーパー』。なぜか映画公開と同時にDVDが出てますけど。



環境破壊などの影響によって巨大化したカニが浜辺に打ち上げられます。弱っているカニをいじめる子供達ですが、偶然通りかかった漁師の息子・浦田真一(春山幹介)に助けられます。真一はを家につれて帰りこっそりと飼うことにします。言葉を覚えて真一とコミュニケーションがとれるようになるカニ。ところが船を壊して生活の苦しい真一の家では巨大なカニを飼う余裕はなく、父親の浦田兵吾(清水昭博)は、真一に内緒でカニを魚屋に売り飛ばしてしまいます。魚屋で暴れていたカニはヤクザに目をつけられて、キャバレー、そしてソープランドの従業員として働くことに。なんとかそこから逃げることできたカニは真一の下に戻り、横歩きを買われてバーテンダーとして働くことに。ところがそのカニを見たGリーグの新進プロサッカーチーム・東京ゴッドハンズの監督(藤岡弘、)は、カニをゴールキーパーとしてチームに入れることを思いつきます・・・・・・。

本来、河崎実監督の『いかレスラー』とか『コアラ課長』、もしくはその元ネタである『えびボクサー』(シャコですけど(笑))あたりから紹介するのがスジなのでしょうけど、書いてしまったものはしかたがありません(苦笑)。おそらくご想像される通り、学芸会的な脚本を学芸会的な演技と演出で映画化しています(苦笑)。もう冒頭の「環境破壊云々」とか、カニがしゃべるとことか含めて、すべてにおいて説得力がゼロだし(苦笑)。でも、私はこういうのがかなりきらいじゃないもんで困ったもんです(苦笑)。全編脱力づくしで、かくし芸大会の安いパチモンみたいな映画ですが、私みたいにそういうのはOKな人もいたりするもんです(苦笑)。

しかしこのカニ、わざとかもしれないんですが、色合いも含めてやたらチープです。キダタローの曲が浮かぶJRIのカニの方が、見ようによってはかわいいかも。しかしこのカニも東京ゴッドハンズに入ったからいいものの、どこぞの地方のチームに入っていたら、優勝したらJRIのカニまで道頓堀に放り込まれて、その呪いでチームは20年近く優勝できなくなる可能性を考えるとぞっとします(笑)。

あと、「タリラリラ~ン、コニャニャチワ」って、このカニ、年齢はいくつなのでしょうか?(苦笑) そもそも言葉の末尾に「~カニ」とつく安易さがたまりません(苦笑)。「ドカベン プロ野球編」だったか、水島新司のマンガでは伊良部が語尾に「~ロッテ」とつけていたというひどい描写がありましたが(苦笑)、それを思い出してしまいましたがな。ちなみにこの映画、ある意味骨子は昔、まだ水島新司がいいマンガを書いてた頃の「野球狂の詩」に近いものがあるのかもしれません(笑)。村山が阪神にゴリラを入団させようとした話とか好きだったなあ。今でも昔の「野球狂の詩」は読み返して好きな話は多くあります。

ちなみに私的には、藤岡弘、と田代さやかと及川奈央で見る気がアップしました(笑)。脱力系が好きな人はいかがカニ?


『かにゴールキーパー』公式サイト


【かにゴールキーパー 2006年 日本】
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by santapapa | 2006-06-08 23:55 | 邦画
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