アーメン・オーメン・カンフーメン!

アーメン・オーメン・カンフーメン!

若気の至りという言葉があるとおり、若い頃はしゃにむに行動してしまうことも多く、後で思い出すと赤面してしまうことも数々ありますね。そう書きながらあ~んなことやこ~んなことを思い出して、顔から火が出る思いをしちゃいましたけど(汗)。

ということでこの映画『アーメン・オーメン・カンフーメン!』、今やハリウッドで『ペイチェック 消された記憶』や『M:I-2』の監督でヒットを飛ばす呉宇森(ジョン・ウー)監督の若き時代の作品ですが、どうも邦題からして『男たちの挽歌』のような内容を期待してはまずいみたいです(爆笑)。 あらかじめ言っておくと、ハトも二挺拳銃もスローモーションも出てきません(笑)。



飲んだくれのさえないマー神父(秦沛/チョン・プイ)は教会を解雇され、がっかりしている時に便所のハイタンクが落ちてきて頭を打って死んでしまいます。天国に行ったマー神父は神様の命令で世に尽くすために地上に戻ることになります。一方、悪魔の手下のアピーユ(馮淬帆/フォン・ツイフェン)は百姓の魂を取ってくるつもりで間違えて豚を持ってきてしまい、地上に行って善人を殺し、若者の魂を持ってくるように命じられます。2人は天上の門で早くも火花を散らし、それぞれ地上に下りていきます。そして地上では売れないミュージシャンのブルース(許冠英/リッキー・ホイ)は、あこがれのペギー(徐杰/ツイ・キッ)にも相手にされず、スターのロッキー(陳百祥/ナット・チャン)にバカにされると言った恵まれない生活を。そんなブルースに目をつけたのがアピーユで、魂と引き替えに3つの願いをかなえるという甘い言葉で誘おうとしますが、蘇ったマー神父はそうはさせじとアピーユを妨害。しかし、アピーユの誘惑にブルースは・・・・・・。

ストーリーでお判りにように、さえないブルースを巡ってダメ神父とドジな悪魔の織り成すドタバタコメディです。ってか、原案が1967年の『悪いことしまショ!』だってことは、2000年版のエリザベス・ハーレイ出演のリメイク版『悪いことしまショ!』を見た私がも気づかなかったっす(苦笑)。あまりに普通に香港馬鹿映画だったもんで(笑)。ということで、おなじみ寒いギャグがてんこ盛りで、いや、こういうの結構嫌いじゃないです(苦笑)。天国も地獄もセットがめちゃくちゃ安っぽいし、ギャグは思いっきり脱力系だし、クライマックスではなぜかシューティング・ゲーム画面の中に(苦笑)。しかしいつも思うのですが、出演者、めっちゃ楽しそうです(笑)。

主演はちょうどこの頃『Mr.BOO!』シリーズで飛ぶ鳥を落とす勢いだったホイ兄弟の三男坊リッキー・ホイ。この頃にはよくありがちですが、天国の場面のサウンド・トラックなんかなんか冨田勲のホルスト『惑星』から「金星」を(多分勝手に)使っています。将来、「あのジョン・ウー監督の・・・・・・」とかいう触れ込みで、DVDに・・・・・・ならないでしょう(笑)。しかし、まさかジョン・ウーもこの映画の邦題が『アーメン・オーメン・カンフーメン!』とつけられているとは思わないのでは?(笑)


【アーメン・オーメン・カンフーメン!(摩登天師/TO HELL WITH THE DEVIL) 1981年 香港】
[PR]
by santapapa | 2006-05-29 23:59 | 香港(中国・台湾)映画
<< 玲玲の電影日記 グッドナイト&グッドラック >>