チャイニーズ・ウォリアーズ

チャイニーズ・ウォリアーズ/中華戦士

冒険映画を凝縮して昇華させた映画『レイダース/失われたアーク(聖櫃)』はその後も多くの冒険映画のお手本になりました。楊紫瓊(ミシェル・ヨー)を主演に据えた『皇家戦士』の頃に作られたこの『チャイニーズ・ウォリアーズ 中華戦士』もその中の一本にあたるのでしょうね。後に自らのプロデュースで作られた『レジェンド 三蔵法師の秘宝』にも同じテイストがあるということは、やはりこういうのが好きなんでしょうなあ。



日中戦争初期の1938年、チベット地方にあるカール市が日本軍に占拠されます。そこで毒ガス工場が建造されるという事態に、若き女性パイロットのミン・フー(楊紫瓊/ミシェル・ヨー)はカール市長のヤウダ(盧冠廷/ローウェル・ロー)を助けるために秘密情報部員天子1号(爾冬陞/イー・トンシン)ややペテン師(呉耀漢/リチャード・ン)たちと協力して日本軍と戦います・・・・・・。

毎度香港・中国の映画でこの時代あたりの話となると、日本人の心情としてはあまり面白くないストーリーになってしまうのですが、そのあたりは『レイダース/失われたアーク』などでのドイツ人も同じ気持ちかも。実際日本軍の行動もナニですが、一応隣国なのにツッコミどころ満載の描写はなんとかしてほしいもので(苦笑)。ナゾのニホンゴは当然のこと、学生服着て日本刀を持ってる人はあれは何なのだと(苦笑)。ちなみに松井哲也が日本軍の大佐を演じています。

映画デビューから3年、若きミシェル姐さんはカンフー・アクションにロープ技に飛行機にと大活躍。驚異的なロープ技はハリソン・フォードのムチ使いなんか目じゃないです(笑)。そりゃ、素養が違いますけど。ミシェル姐さんはこの次の年に一本映画を撮った後に、結婚引退。1992年の『ポリス・ストーリー3』で成龍(ジャッキー・チェン)と共演して華々しい復活を遂げるまで銀幕から姿を消します。


チャイニーズ・ウォリアーズ(中華戦士/MAGNIFICENT WARRIORS) 1987年 香港】
[PR]
by santapapa | 2006-04-22 23:40 | 香港(中国・台湾)映画
<< 固有名詞バトン スタントウーマン 夢の破片 >>