ファントム・セブン 香港機動警察

ファントム・セブン 香港機動警察

『シルバーホーク』のDVDも出たことですし、またまたミシェル姐さんこと楊紫瓊(ミシェル・ヨー)の作品から『ファントム・セブン』を。警察に雇われた7人の男女がバイクにまたがり、法で裁ききれない悪党を相手に大暴れをする・・・・・・って、まるで望月三起也の『ワイルド7』みたいですが、まさに『ワイルド7』の設定を勝手にパクッたとしか思えない香港映画(爆笑)。と言っても『ワイルド7』を期待してはいけません。円谷怪獣に対する日東科学のワニゴン、ガマロンみたいなものだと思っていただければ(笑)。それで、じゃあ主演のミシェル姐さんはユキの役回りなのかと思いきや、これがファントム・セブンの手ごわい敵だったりします(笑)。



ネイザン通りを襲った武装強盗団は中国本土への逃走中、バイクに乗った男女7人に軽くあしらわれると捕まえられてしまいます。彼らこそ秘密特殊部隊「ファントム・セブン」でした。孤児だった彼らは普段は海辺の船に住んで仲良く時にはケンカしながら暮らしていますが、ひとたび指令をうけると大活躍。次に下りた指令は、裏でUSAの武器商人と手を組んでテロ組織に武器を売っている軍の副指令から2枚のIDカードを奪うこと。それによってスイス銀行の貸金庫にある1億2千万ドルのダイヤを差し押さえることができるのです。早速その2枚のカードを奪うために極秘の任務に就く7人ですが、サングラスをした赤い服の謎の女ホン・イン(楊紫瓊/ミシェル・ヨー)が現れて・・・・・・。

原題が『七金剛』、英題が『WONDER SEVEN』ですが、さすがに『コンゴーセブン』、『ワンダーセブン』とする訳にはいかなかったのでしょうか(笑)。『ファントム・セブン』になっていますね。監督が程小東(チン・シウトン)だけあって、B級まっしぐらのストーリーはともかくも(苦笑)、例によってありえないアクション(笑)も含めてアクション場面はテンコ盛り。バイクの空中爆発とか火薬の量も多いです(笑)。スロー・モーションが少なくないところがちょっと気にはなりますけど。それとチン・シウトン監督なので、時々無駄に飛びます(笑)。そのテンコ盛り状態と個性派のキャラクターが混在することもあってか、我らがミシェル姐さんが役上の位置もあってか主演なのに飛びぬけて目立っていないのが残念ですが(苦笑)、大事なところではしっかり活躍しているので安心。なかなか男前でかっこいいところも見せています。

体操選手としてオリンピック金メダリストだった李寧(リー・ニン)が主役の一人、フェイとして出ています。ファントム・セブンの一人、超人(あだ名です(笑))の役は許志安(アンディ・ホイ)。別れのシーンはありがちですが、泣かせます。和尚(もちろんあだ名です(笑))役は熊欣欣(ホン・ヤンヤン)。監督と共にアクション監督もかねています。鄭則士(ケント・チェン)は体型を生かしていておいしい役どころです(笑)。ティニー役の徐濠[榮-木/糸](ヒラリー・ツイ)は笑顔がなかなかよくて、ファントム・セブンの一員としてもはまっていました。

サウンドトラックはこの頃の香港映画らしいちょっとしょぼい感じですが、エンディング・クレジットでは張学友(ジャッキー・チュン)が挿入歌でもある美しいテーマ曲を歌い上げます。どういう訳かいいところで「劇終」のクレジットと共にフェード・アウトですけど(苦笑)。


【ファントム・セブン 香港機動警察(七金剛/WONDER SEVEN) 1994年 香港】
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by santapapa | 2006-04-21 00:04 | 香港(中国・台湾)映画
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