緑茶

緑茶

趙薇(チャオ・ウェイ)が出る映画とあれば行かなければならないもんで(笑)、唯一上映している東京写真美術館ホールへGO。観客数は寂しいばかりで初日2回目の上映にもかかわず、限定の「ウーファン&ランラン オリジナル緑茶セット」をいただきました。



大学院に通う内気で地味な女性ウー・ファン(趙微/チャオ・ウェイ)は理想の男性を求めてお見合いを繰り返していました。その日、ウー・ファンの前に現れたのはサングラスをかけたチン・ミンリャン(姜文/ジャン・ウェン)という男。ウー・ファンは緑茶占いをする友人の話を信じて、必ず緑茶を注文します。振られたばかりのチン・ミンリャンは次第にウー・ファンに惹かれて行き、強引につきまとうことになります。ウー・ファンは次第にチン・ミンリャンに心を開き始め、会うごとに少しずつ友人の話などをするようになります。そんなある日、友人にラウンジでBGMを演奏するピアニストを見に誘われたチン・ミンリャンは驚きます。派手なドレスに身を包み、奔放な性格のピアニストのランラン(趙微/チャオ・ウェイ)は、眼鏡こそかけていないものの見た目はウー・ファンとまったく瓜ふたつ。チン・ミンリャンはランランに声をかけて思い切ってウー・ファンではないかと尋ねますが、ランランは鼻で笑うとそれを軽く否定します・・・・・・。

チャオ・ウェイとジャン・ウェンの組合せといえば、途中までは大変面白かったのにラスト近くで観客を1人残らず置いてきぼりにしちゃってあさっての世界に行っちゃった『ヘブン・アンド・アース』を思い出しますが、この映画も別の意味で置いてけぼりにされたかも(苦笑)。

クリストファー・ドイルによる撮影や蘇聡(スゥ・ツォン)による音楽もあって、映像や音楽はとにかくスタイリッシュに決めています。ハッとするような美しい場面がいくつかあるし、今風のテクノを取り入れた音楽はミステリアスな題材にしっかりとマッチしていました。全体から漂う雰囲気はオシャレな映画を目指しているのかなといった感じです。

ただ私がこの映画に入り込めなかったのは、ジャン・ウェン演じるチン・ミンリャンの役どころですね。ジャン・ウェンの年齢的なところは置いといて(苦笑)、チン・ミンリャンの行動がとにかくマイ・ペースで自分勝手な感じです。会話の内容がちょっとありえないという感じですね。それにランランではなくてウー・ファンに惚れている理由が、どうにもはっきりしない部分がもやもやしている気がするし、逆にウー・ファンはどうなのかもはっきりしません。そして、ああいうラストでよかったのか、かなり疑問です(苦笑)。まあ雰囲気を楽しみ映画だと言われればそうなのかもしれませんが、私にはしっくりとこない映画であったのも確かです。これを機会に『玉観音』や『情人結』の公開があればうれしいんですけどねえ。

ちなみに堅物の大学院生ウー・ファンと蓮っ葉なピアニストのランランの2役を演じるチャオ・ウェイはとてもいい感じでした。ランランが魅力的かな(笑)。私はこの人の声も大変好きなので、とても癒されます(笑)。


『緑茶』公式サイト
緑茶


【緑茶(緑茶/Green Tea) 2002年 中国】
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by santapapa | 2006-04-16 21:19 | 香港(中国・台湾)映画
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