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Deewana Mastana

Deewana Mastana

最近はなかなかインド映画の日本での公開が少なくなったのは残念ですが、輸入DVDで日本語字幕で見ることが出来るものも若干出てきていたりしまして、うれしいものです。その中で、『ラジュー出世する』ですっかり気に入った美人女優ジュヒー・チャウラー目当てにみたのが『Deewana Mastana』。インド映画だけにもちろん、ミュージカル仕立てのエンテーティンメント精神溢れるラブ・コメディです。



切符の手数料で細々と生計を立てていたラジャ(アニル・カプール)は、あることがきっかけで列車で運ばれるはずだった郵政省の250万ルピーを強奪。仲間のガボアとボンベイに出てきます。そこで空港で出会い、ホテルのプールで再会したのが精神科医のネハ・シャーマ(ジュヒー・チャウラー)。一目惚れしたラジャはガボアを病人に仕立て上げると、ネハに近づくために彼女がいるボンベイ総合病院へ。その甲斐あって、2人はだんだんお近づきになれます。ところが彼女の患者で金持ちの息子ブンヌ(ゴヴィンダ)もネハに惚れてしまい、ラジャと出会えば恋の鞘当ての連続。しかも、それはだんだんとエスカレートしていって・・・・・・。

145分とインド映画にしては短い映画ですが(笑)、歌に踊りにコメディにアクションとお腹いっぱいの映画です。モブ・シーンのように大量に人は出てこないものの、華やかな踊りも親しみやすいメロディの歌も実によく、それだけでもかなり楽しめました。フェード・アウトの曲が少なからずあるのがちょっと気になりましたけど。

お目当てのジュヒー・チャウラーは魅力爆発。精神科医という役どころもあって、知的な雰囲気の美人を演じていますがぴったりです。しかも、水着姿も惜しげもなくサービス。いろんな衣装で歌い踊る彼女を見ていると、ふるいつきたくなるような魅力のある美女ですね。見てると思わず恋の鞘当てに立候補したくなるぐらい(笑)。そして、その恋の鞘当てを演じる2人も、歌に踊りにコメディにと大活躍。そして、その結果は(笑)。

一過性のブームに終わらずに、これからもどんどんインド映画の公開を望みたいんですけどねえ。


【Deewana Mastana 1997年 インド】
by santapapa | 2006-04-13 23:53 | インド映画
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