ケンタッキー・フライド・ムービー

The Kentucky Fried Movie

『ブルース・ブラザース』『サボテン・ブラザース』のジョン・ランディス監督の出世作です(笑)。彼はマイケル・ジャクソンの『スリラー』のビデオクリップも手がけています。が、この『ケンタッキー・フライド・ムービー』はもう、超トホホ系B級脱力映画の見本みたいな作品。もちろん、エログロナンセンスありというサイテー映画です。当然いい映画ではありませんが、そうかといってそんなに嫌いなわけでもありません(笑)。初めて見た時は『惑星ソラリス』が同時上映だったような気がしますが、記憶違いかなぁ?



内容はくだらなさ大爆発のギャグのオン・パレードのオムニバスで構成されています。とはいえ当時としては新鮮だったというのも事実。この後、これに影響されたギャグもいろいろあって、スネークマン・ショーの楽しいテレビなんかの元ネタとしても有名です。

一番ツボだったのは、やはり尺が長いブルース・リーのパロディ、『ドラゴン イカレの鉄拳』ですね。盗聴マイクのシーンや前の幕のギャグで出たマッチョマンの登場など、単純なオバカ度が高くてゲラゲラ笑ってました。口を割らない間諜への悪の首領ののセリフで「デトロイトへ連れて行くぞ」というのは、公開当時「ナリタ(三里塚)へ連れて行け」という結構ブラックな字幕だったんですが、今は分からないセリフなんで変わっているんでしょうね。

音楽を担当しているのは先日亡くなったラス・メイヤーの音楽をよく担当していたアイゴー・カンターですが、ジョン・ランディスは昔からセンスのいい音楽を映画に採用しているなあと思わせてくれます。

モンティ・パイソンを見てこれを見たりすると、国によって笑いのツボのズレかたもいろいろですね。世界はやっぱ広いわ。

【ケンタッキー・フライド・ムービー(THE KENTUCKY FRIED MOVIE) 1977年 USA】
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by santapapa | 2004-10-04 22:15 | 洋画一般
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