さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

『宇宙戦艦ヤマト (劇場版)』の翌年に公開された続編。



西暦2201年、宇宙の彼方から巨大な白色彗星が現われて、多くの星々を破壊しながら地球の方に近づいてきました。その頃、輸送船団の護衛任務についていた元ヤマトのクルーたちは宇宙のどこかから救いを求める声をキャッチしましたが、地球連邦政府はとりあってくれません。そこで元ヤマトのクルーたちは、今は廃艦処分となっている宇宙戦艦ヤマトのエンジンを始動して宇宙に飛び立ちます。発信源のテレザート星へ向かうヤマトはそこに幽閉されてるテレサから、今近づきつつある白色彗星が全宇宙の征服を目ろむ帝国であることを知らされます。白色彗星は地球軍の戦艦を撃破すると、地球に降伏を迫ります・・・・・・。

タイトルに「さらば」と書いているからには、多分これで終わりなのでしょう、と思った映画(笑)。その後、「大人の事情」で臆面もなく何度となく蘇ったそうです(苦笑)。

いいところから書くと、劇場用に作っているので画面がきれいだったなあという印象と、スタジオぬえがデザインしたというシャープなアンドロメダ(名前が「とかきぼし」じゃないのがちょっと不思議ですけど(笑))のデザイン。最新鋭なのにあっさりとやられるのが全然納得いきませんけど(笑)。宮川泰の音楽もなかなかよく、沢田研二の歌う曲もいい出来だと思います。今では『アルマゲドン』や『ID4』でも見られる特攻はいかにもあざとい泣かせで「さあ、泣け!」と言っているようで私は好きではありませんが、この映画の話的には仲間を失いもう生きていく気持ちがなくなったと思えばまあ判らないでもありません。

でこの映画、大好きな方には大変申し訳ないのですが、私は、敵の彗星帝国がむいてもむいてもラッキョウの皮むき状態だったのにかなりの脱力を覚えました(苦笑)。『ヘブン・アンド・アース』の仏舎利のガラスケースというか(見た人しか意味わかりませんけど(笑))、ロシアみやげのマトリューシカ人形というかそういう状態と言いましょうか。後に『シベリア超特急』の「どんでん返し」を見た時に、なんだか同じような心理状況に陥った気がします(苦笑)。

これ以降の映画は見ていないのですが、聞く話によれば沖田艦長が誤診かなんかで実は生きていたなんて話もあるそうで(苦笑)、それならいっそのこと沖田艦長の双子の弟がニューヨークで料理人をやっていたなんて話の方がまだしもよかったように思います(笑)。

ちなみに前作では古代守の声をやっていた広川太一郎は、この映画ではナレーターをやってたりなんかしちゃったりなんかしちゃったりして。


【さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 1978年 日本】
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by santapapa | 2006-04-05 22:23 | 邦画
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