チャイニーズ・オデッセイ 西遊記 【其の弐】 永遠の恋

チャイニーズ・オデッセイ <其の弐>

『月光の恋』の続きで後編になります。前編の続きで、五百年前に戻った山賊の首領チンポウが仙人のジーハと出会い、彼女にとられた月光寳盒を取り戻して五百年後に戻ろうと四苦八苦する話からはじまります。



ともかくただでさえ登場人物が多いのに、1人の中に2人の人格があったりする上に、途中で移魂大法で外見と心がシャッフルされて誰が誰だかわけわかめ状態。「誰が誰なんだ~~!」と混乱しちゃいますが、そのまま見てても面白いし分かってくるともっと面白いです。あまりのややこしさにDVDでは人物相関図がついてきますど(笑)。

ジーハ役の朱茵(アテナ・チュウ)が声も姿もともかくかわいい!後編は完全にアテナ・チュウが持っていってます。私もこの映画を見てから彼女のポストカード付CDやらを買いました(苦笑)。冒頭のタイトルバックの美しい音楽から、湿原を船で進むシーン、戦いを経て盤絲洞に行くところまでのシーンがとても好きです。

孫悟空の登場シーン(やっと出てきたという感じですが(笑))はかなりリキが入っていてかっこいいです。京劇あたりの感じなんでしょうか。また、毛を吹いて増殖した時の全員での動きがまた壮観です。そして、最後の牛魔王との戦いで噛みつくシ-ン、ぐっときましたね。ところで、前編の予告編で見た孔雀男って後編に出てきましたっけ?

恋の物語が中心ですが、もちろんギャグもふんだんに入っています。三蔵法師が"ONLY YOU"を歌うシーンは爆笑。三蔵法師役の羅家英(ロー・ガーイン)はコメディの印象が強いんですけど、広東オペラの役者だったんですってね。あと牛魔王が嫁さんにお仕置きされたらしく頭に怪我しているシーン。あれで恐妻家だったのか(笑)。

映画の尺は長いし、人物関係は複雑だし、1995年のフィルムとは思えない古びた画像と音なんですが、見た後にじっくり心に残る素敵な映画です。

ちなみに『天下無雙』が『Chinese Odyssey 2002』と銘打たれていますが、全然関係ない話です(笑)。いずれ紹介しますが、これはこれでギャグも物語も微笑ましい、いい映画でした。

【チャイニーズ・オデッセイ 西遊記【其の弐】永遠の恋(西遊記大結局之仙履奇縁/A Chinese Odyssey Part Two:A Cinderella) 1995年 香港】
[PR]
by santapapa | 2004-10-02 21:48 | 香港(中国・台湾)映画
<< ハリーとトント チャイニーズ・オデッセイ 西遊... >>