風雲 ストームライダース

風雲 ストームライダーズ

もうとっくにこの映画はここにエントリーした気になっていたのですが、よそのblogにコメントをしていただけというのに最近気づきました(笑)。



天下会の総帥・雄覇(千葉真一)は腹に一物持つ男で天下の支配をもくろんでいましたが、「風」と「雲」を手に入れれば無敵となるという占いに、宿敵である囁人王を倒して彼の幼い息子の風(鄭伊健/イーキン・チェン)を、鍛冶師一門の長である歩撃天を倒して彼の幼い息子の雲(郭富城/アーロン・クォック)をそれぞれ自分の弟子とします。10年後、成長したふたりは雄覇の忠実な弟子となって活躍して天下会はどんどん勢力を伸ばしていきます。今や雄覇の敵と言えるのは剣聖(黄秋生/アンソニー・ウォン)ぐらいしかいません。一方、風と雲のふたりはそれぞれ雄覇のひとり娘・孔慈(楊恭如/クリスティ・ヤン)に思いを寄せていました。そんな時、雄覇は風と雲それぞれに、命令を下します・・・・・・。

ということで人気コミックが原作だという『風雲 ストームライダース』。主演の一人はイーキン・チェンですので、もちろん既にanyさまは「がんばれ!イーキン!!」企画にエントリーしています。イーキン・チェンは毎度人のよさそうな風を、アーロン・クォックはストイックな雲を演じていて、それぞれ役柄に似合っていたので違和感は全然ありません。

そして、なんと言っても我らがサニー千葉の暑苦しいまでの存在感はさすがでしたね。最大の敵役ですが、ある意味主役2人よりも目だっていましたし。似たような出演メンバーによる『狼たちの伝説 亜州黒社会戦争』でも有無を言わせぬ貫禄で異彩を放っていましたが、この映画での雄覇は正にはまり役です。

後半出てくる舒淇(スー・チー)は『ゴージャス』でも見せていたような田舎のおぼこ娘役をやっていて、これが実に似合っているのですが、存在感が多くないこの映画で最優秀助演女優賞を受賞したというのはかなり不思議です(笑)。やはり黄秋生(アンソニー・ウォン)扮する剣聖を倒した功によるものでしょうか?(笑)あの倒し方も倒し方ですけど(笑)。『ラヴソング』では黎明(レオン・ライ)の許嫁を演じたクリスティ・ヤンはここでも不憫。

原作はどうなのか知らないのですが、一応完結するように1本の映画に押し込んだといった感じで多くのエピソードがてんこもり。お約束のそんなバカなな場面もふんだんに散りばめられていました(笑)。ILMが協力したというCGがしょぼいのはご愛嬌としておきましょう。なんだかんだ、気楽に見れば結構楽しめる香港武侠映画です。


【風雲 ストームライダース(風雲雄覇天下/The Storm Riders) 1998年 香港】
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by santapapa | 2006-02-07 21:02 | 香港(中国・台湾)映画
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