宇宙怪獣ガメラ

宇宙怪獣ガメラ

うちのblogに来られている方は私がガメラ好きなのを知っておられるとは思いますが、その私でも苦渋の決断でトホホ系に入れざるを得ないのが『宇宙怪獣ガメラ』(苦笑)。ってか、宇宙怪獣ってバイラスじゃなかったの?(苦笑)



宇宙制服を目論む宇宙海賊船ザノン号では次の攻撃目標を地球に決めました。地球には平和な星M88星から来たキララ(マッハ文朱)、マーシャ(小島八重子)、ミータン(小松蓉子)という宇宙人が地球人として生活していましたが、彼女たちには武器がなく、また変身すると居場所を悟られることになるのです。ザノン号のキャプテンは彼女たちを抹殺するために部下ののギルゲ(工藤啓子)を地球へ送りこみ、同時に怪獣ギャオスを名古屋で暴れさせます。困ったM88星人たちは圭一少年(前田晃一)からガメラの存在を教えられて、念力で呼び出すことにしました。ギャオスと対決するガメラ。ザノン号ではジグラ、バイラス、ジャイガー、バルゴン、ギロンといった怪獣を地球に送り込みます・・・・・・。

ストーリーだけ読むと大映版怪獣総進撃みたいなお話のようですが、1971年に倒産した大映が徳間書店の肝いりで再建を始めた大映ですから、そんな予算がある訳はありません。そこで、昭和ガメラ・シリーズ7本の中からフィルムを抜き出してつなげた総集編に新しいドラマをくっつけたという代物です(苦笑)。バイラス星人に記憶を検索されているのでもありません(苦笑)。ただの総集編にすればいいものをヘンテコなドラマをつけたものですから、これがガメラ・シリ-ズ屈指の怪作に(苦笑)。

日本では一時期猛烈な勢いを誇っていた怪獣ブームが1970年代には沈静化していましたが(日本の特撮スタッフが海外で『北京原人の逆襲』を撮ったりしていました)、1980年前後にブームが再燃した時期があります。前の年の春休みに何の予備知識もなしに劇場で『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』という映画を見て衝撃を受けた翌1980年の春休みに、この『宇宙怪獣ガメラ』を何の予備知識もなしに劇場で見てさらなる衝撃を味わったのは一生忘れないかもしれません(苦笑)。

ツッコミどころ満載のストーリーもさることながら、M88星人(って何でしょう?)の恥ずかしい恰好に恥ずかしい変身ポーズ(苦笑)。おまけに何をサービスと勘違いしたのか、ちょっとだけアニメーション合成で宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999が出てたりして、脱力すること請け合い。桂小益扮する両津勘吉というのもありました(カメと亀有つながり?)。

まあ昭和ガメラ・シリーズの場合たいがい分のツッコミは普通なので慣れていますが、いくらなんでもこの映画は(苦笑)。ガメラへの愛を試されたような映画ですが、見事に負けてしまいました(苦笑)。


【宇宙怪獣ガメラ 1980年 日本】
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by santapapa | 2006-02-04 22:48 | 邦画
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