シェーン

シェーン

すべてにおいてシンプルな西部劇、『シェーン』という映画は今も知られているのでしょうか。



西部開拓時代、初夏のワイオミングの高原地帯にシェーン(アラン・ラッド)と名乗る一人の旅人がやってきて、開拓移民のジョー・スターレット(ヴァン・ヘフリン)の家で水をもらったのが縁で、家族の好意で泊めてもらうことになります。妻のマリアン(ジーン・アーサー)、一人息子のジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)というスターレット家でしたが、このあたりでは牧畜業者のライカーと揉め事が多い日々を送っていました。冬まででも働いてくれないかと頼まれて残ったシェーンは町で絡まれても相手にしないようにしましたが、次第に図に乗ったライカー農場のシンパは乱闘を起こします・・・・・・。

1953年に作られた西部劇。主人公の名前を冠したタイトルもストーリーも人物関係もすべてシンプルな映画。そして、ラスト・シーンがずっと余韻として残る映画でした。ヴィクター・ヤングの牧歌的でありながら、少し哀愁を感じる曲「遥かなる山の呼び声(The Call for Far-away Hills)」が心に残ります。EP盤を持っていて何度も聴きました(ちなみにC/Wは『エデンの東』でした)。

西部劇俳優としては小柄なアラン・ラッドと敵役ジャック・パランスの対比がうまいですね。銃の撃合いの場合は多分野球の投手とは違って、身長差や見た目の迫力は実際にはあまり大きな要素ではなさそうですが、映画的に判りやすくハンデを見せるという意味で、うまい演出だと思います。そのジャック・パランスがまたいい感じでしたよ。

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパンは未だにこのDVDを出していないのは、今では受け入れられないからと思っているのでしょうか。


【シェーン(Shane) 1953年 USA】
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by santapapa | 2006-02-01 23:58 | 洋画一般
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