華麗なる対決

華麗なる対決

前回エントリーした『女ガンマン・皆殺しのメロディ』と、この『華麗なる対決』。実は『女ガンマン/37564 (ミナゴロシ) DVD-BOX』という抱き合わせ商法で売っていたので買ってしまいましたがな(爆笑)。「37564」って(笑)。この2作品、女ガンマンが主人公という以外に共通点はありませんが同じ年に作られた作品で、こちらはBBことブリジット・バルドーとCCことクラウディア・カルディナーレの対決が見られるB級映画の佳作です。



1880年頃、ニュー・メキシコはフランスフォート・サージュ地区一帯では、フレンチ・キングという武装強盗団が暴れまわり一万ドルの懸賞が賭けられていました。実はその正体は両親を亡くし、爺やと放浪生活をするルイーズ(ブリジット・バルドー)とその4人の妹たちでした。一方、この地区のフランスの開拓した町ブージヴァル・ジャンクションでは、やはり両親を亡くした牧場主マリア・サラザン(クラウディア・カルディナーレ)というじゃじゃ馬娘がアメリカン・ネイティブの爺さまに見守られながら4人の大人の割にやんちゃな弟を養って生活していました。頼りない町の保安官(マイケル・J・ポラード)はマリアに3年越しで惚れていますが、男勝りのマリアはいつも素気無い返事ばかり。クリスマス・イブの日、ブージヴァル行きの汽車がフレンチ・キングに襲撃されて、客の1人である胡散臭い男ミラー医師(アンリ・サルアンク)のカバンの中身も奪われます。その中にはブージヴァルの外れにあるリトルP牧場の売買契約書が入っていて、5人の姉妹はこれで土地に落ち着いて生活ができると喜びます。一方、運転手が気絶して暴走する汽車はブージヴァルを通り過ぎ、クリスマス・プレゼントが乗っていることもあって保安官とマリアたち姉弟は汽車を止めに行きます。そこで弟のひとりが列車に残されたカバンをマリアにプレゼント。ところがそのカバンの底にのリトルP牧場の石油鉱脈があることを示す地図が残っていたのです。マリアは早速売りに出ていたはずのリトルP牧場に向かいますが、そこには土地の権利書をもったルイーズたちが到着した後でした。二人は睨み合い、火花を散らします・・・・・・。

お色気たっぷりのウエスタン・コメディです。とにかくブリジット・バルドーとクラウディア・カルディナーレという二枚看板が華やかですね。しかもブリジット・バルドー側は4人の妹もいますし。クラウディア・カルディナーレはこの頃絶頂期、ブリジット・バルドーも旬は過ぎたとはいえ、この映画では輝くばかりの華があります。終始じゃじゃ馬娘に徹するクラウディア・カルディナーレと、クールな強盗としとやかな淑女の二面を見せるブリジット・バルドーも見所です。ブージヴァルに着いた時のブリジット・バルドーの髪型なんかいいですなあ。双方、弟妹達の面倒を見て頼りがいのある姉御肌であるところがまたかっこいいです。

シビれるシーンのひとつはポーカーの後での2人の対決でしょうね。「返すわ 弾が自然にでちゃって」と言うブリジット・バルドー、かっこよすぎです。また、キャット・ファイト派には最後の格闘は見逃せないでしょう。両方の保護者もなかなかいい味を出していました(笑)。ブリジット・バルドー以下4人の妹の遠景からの水浴びのシーンはサービスでしょうけど、マリアの4人の弟の取り調べのヌード・シーン(苦笑)もサービスなのでしょうかねえ(笑)。

音楽はなんとフランシス・レイ。映画の内容にあわせてライト感覚のサウンド・トラックですが、きちんとツボを押さえているところはさすがです。

明るく軽くセクシーでハッピーな西部劇で、こういうのが好きな人にはお薦めです。


【華麗なる対決(LES PETROLEUSES) 1971年 フランス/イタリア/スペイン】
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by santapapa | 2006-01-11 00:10 | 洋画一般
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