マジンガーZ対暗黒大将軍

マジンガー the MOVIE

『マジンガーZ対デビルマン』の翌年、東映まんがまつりの一環で作られた劇場版アニメ-ションです。今回はマジンガーZは暗黒大将軍の配下ではありますが、ちゃんと戦います(爆笑)。



ある日、ボス(大竹宏)とその子分のムチャ(田の中勇)とヌケ(富田耕生)は、謎の予言者(大塚周夫)が現れて不吉な言葉を吐くのを目の当たりにします。その直後から、機械獣とはまた違った謎の戦闘獣がニューヨーク、パリ、ロンドン、モスクワ等の世界の大都市を襲い、壊滅させていきます。それは暗黒大将軍(小林清志)が世界征服のために放ったものでした。そして次のターゲットは東京。弓教授(八奈見乗児)は、東京を守るために兜甲児(石丸博也)にマジンガーZを緊急出動させます。ところが相手がとてつもなく強い上に、多勢に無勢。健闘して相手にダメージを与えるも、マジンガーZと兜甲児も深く傷ついてしまいます。その間に光子力研究所も攻撃を受けて、弓さやか(江川菜子)のビューナスAとボスボロットでは太刀打ちできず、研究所はほぼ壊滅状態。それだけではなく、甲児の弟のシロー(沢田和子)も重傷を負ってしまいます。そして、暗黒大将軍は再度東京の攻撃にかかります・・・・・・。

前作よりもテレビでは話が進んでいるので、マジンガーZとドッキングするパイルダーがジェット仕様になっていたり、弓さやかが乗るロボットがアフロダイAからビューナスAになっていたりしています。若干ネタばれになりますが、この映画はちょうどマジンガーZが終わり後番組のロボットへの橋渡しになる映画という、前作以上に重要な役割の映画だったらしく、マジンガーZが壊滅的にやられながら最後まで戦う姿にファンが多い映画だとのこと。なるほど、納得の内容です。密度ももちろん濃いです。ただやっぱり誰もが思う大きなツッコミどころは、「謎の予言者の中の人」が最初からちゃんと対応していれば、マジンガーZの苦戦どころか東京、ニューヨーク、パリ、ロンドン、モスクワだって壊滅せずに済んだのではと?(爆笑) もっともそれでは映画にはならないのでしょうけど(笑)。

今回も光子力研究所が狙われていますが、前田建設工業による『前田建設ファンタジー営業部』(幻冬舎)という本では、真面目に現在の技術で積み上げて、光子力研究所のマジンガーZの格納庫の設計および積算の概略が書かれていて、工学系にはなかなか面白い本でした。前田建設工業(株)「前田建設ファンタジー 営業部」のサイトでも読むことが出来ますので、興味のある向きはぜひ。

それにしても、さやかさんはあこがれのおねえさんでした(笑)。


【マジンガーZ対暗黒大将軍 1974年 日本】
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by santapapa | 2006-01-06 23:56 | 邦画
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