皇家戦士

皇家戦士

若き楊紫瓊(ミシェル・ヨー)のアクション・ムービーで真田広之も活躍しているこの映画、なかなかの見所満載です。



日本の東京で休日を楽しむ香港警察の刑事ミッシェル(楊紫瓊/ミシェル・ヨー)は偶然殺し屋に追われている若者を助けましたが、彼女が倒した殺し屋は香港警察が指名手配中の「殺人兵団」の一味でした。翌日、香港に帰るミッシェルの乗った飛行機に、その殺し屋と彼を護送する刑事、お調子者の航空警察のマイケル(王敏徳/マイケル・ウォン)、そしてミッシェルの隣の席には無口な日本人青年が同乗していました。東京を飛び立った飛行機が水平飛行に移った時、いきなり隠し持った銃を持った殺し屋の仲間が護送する刑事を殺し、ハイジャックをします。隙を見てハイジャッカーを倒そうとするミッシェルを助けたのは、隣の席にいた男=日本の刑事ピーター山本(真田広之)でした。ピーター山本は警官を辞めて香港にいる妻ユキコ(仁和令子)と子供と一緒に日本に帰るために、香港へ向かっていたのです。香港に着いたミッシェル、マイケル、そしてピーター山本を待ち受けていたのは、ハイジャックから乗客を救ったということで、殺到するテレビのリポーター達でした。ところがその報道をテレビで見ていたのはテロ組織のリーダーである男(白鷹/パイ・イン)で、仲間を殺された逆恨みに3人をつけ狙おうと決心します・・・・・・。

1983年にミス・マレーシアに選ばれたミシェル・ヨーは洪金寶(サモ・ハン・キンポー)に見出されて香港映画界入り。『デブゴンの快盗紳士録』に出演しますが、『レディ・ハード 香港大捜査線』の大ヒットによってアクション・スターとして大きく名前を知られるようになったそうです。この頃のミシェル・ヨー、特にこの映画でのミシェル・ヨーはまだあどけなさも残っていて大変かわいいです。アクションの見せ場は冒頭から最後まで山ほどあって、ファンにはたまらないですね。ミシェル・ヨーらしい華麗な足技もたくさん披露。敵もかなり手ごわく、息をつかせない演出がなかなか見事です。

この映画では真田広之も大活躍。見事に香港のアクション・スターを相手に引けをとらない動きをしています。役柄も主役みたいな位置にありますし、なかなか見せてくれますよ。土砂に埋まる場面なんか、本人がやってますからねえ。ハラハラしました。この頃って、デューク真田とか呼ばれていたんですっけ?(笑)この映画も武術指導はマン・ホイです。

ストーリー的にも複雑な部分がないので突っ込みどころは少ないのですが、装甲車が火炎瓶1本で炎上するのはちょっと(苦笑)。あ、あれは試作品でしたっけ?(笑)

冒頭で、ミシェル・ヨーが代々木近辺の歩行者天国を散策するシーンがありますが、あれは当時の日本の土着の風俗、「竹の子族」でしょうか(爆笑)。そういえば、そういうムーブメントがあったことはすっかり忘れていました。1980年半ばにも末期ですけどちらほら見かけていました。


皇家戦士(皇家戰士/ROYAL WARRIORS) 1987年 香港】
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by santapapa | 2005-12-02 23:52 | 香港(中国・台湾)映画
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