大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

tonbori-drさまの「web-tonbori堂ブログ」でガメラが話題になっていたので、昭和ガメラ・シリーズについてぼちぼちと。平成ガメラの『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』については過去エントリーに挙げています。
数ある昭和ガメラ・シリーズの中でも私が始めてみた第三作目の『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』は一番印象深い映画です。



突如、富士火山帯の活動が起こって、その影響で一匹の大怪獣ギャオスが目覚めて地上に出現します。翼を持ち空を飛ぶ怪獣ギャオスはその翼で大風を起こし、また口からは超音波メスを出してあらゆるものを切断します。しかも人の血が好物で人間を食いだす始末。そのため、ギャオスに襲われた付近は大混乱に陥って、自衛隊が出動したものの歯が立ちません。一方、その頃高速道路の建設にあたっていた堤志郎(本郷功次郎)は用地買収に応じない金丸辰衛門(上田吉二郎 )に手をやいている最中でしたが、ギャオスの出現によって工事を中断することに。そんな時、辰衛門の息子の英一少年(阿部尚之)がギャオスが夜行性の怪獣で明るさが苦手であることに気づいて、そのことを聞いて照明弾でギャオスを追い払うことにします。ところが追い立てられたギャオスは名古屋に飛んで大破壊を始めます。あたり一帯は火の海。そこへ炎を好む大怪獣ガメラが出現します。はたして、2匹の怪獣は夜の名古屋を舞台に戦いを始めます・・・・・・。

昭和ガメラ・シリーズの中でも人気の高い映画です。なによりも敵役のギャオスの魅力が大きいでしょう。名前こそ、小学生が「ギャオスって言うんだ。だってギャオーって鳴くもん」ということで決まったという思わぬ経緯がありますが(爆笑)、これがなければヤクルト・スワローズにいた内藤尚行投手もギャオス内藤という名前にならなかったと思われますから、世の中わからないものです。「モー!」って鳴いてたら「モース」となって貝塚あたりに出現しそうですが。

名前はさておき大映のガメラに出てくる怪獣で、包丁もどきやイカもどきやじゃがいももどきを征してギャオスが人気があるのは、そのシャープなデザインの秀逸さがひとつの理由であるのは間違いないでしょう。昭和ガメラ・シリーズでも『ガメラ対大悪獣ギロン』に宇宙ギャオスとして銀色のバージョンがギロンのかませ犬として登場。平成ガメラ・シリーズでもバージョン・アップして一作目と三作目に出てきます。また、シャープなフォルムに反して目がちょっと眠そうなのが、おちゃめです。

また、首の骨が二股に分かれていて音叉になっていてそれで超音波メスを発することができるという設定が楽しいです。あれだけ大きいと固有振動周波数は低いのではないだろかというヤボな詮索はこの際やめましょう(笑)。そのために首が180度回らなかったりするとか、いう設定が生きてきます。人造血液でギャオスを釣っておいて、回転レストランでぐるぐる回して目を回そうという作戦なんか、怪獣映画史上稀にみる傑作です(笑)。

ヘリコプターが真っ二つになるシーンなどは今見るとすごくちゃちですが、当時はドキドキしたものです。ガメラがギャオスの足をくわえて引き止め、ギャオスが超音波メスを乱射する場面などは手に汗、握りました。また大怪獣空中戦だけあって、ガメラが飛ぶシーンが多かったのも印象に残ってます。

この映画に出た本郷功次郎、螢雪太朗は平成ガメラにも出演していますね。そういう部分が嬉しいです。

なお、ぽこさまの「活動映画の街」では、昭和ガメラ・シリーズのエントリーがコンプリートされています。


【大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 1967年 日本】
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by santapapa | 2005-11-17 23:41 | 邦画
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