マックィーンの絶対の危機(ピンチ) 人喰いアメーバの恐怖

マックィーンの絶対の危機 (ピンチ) 人喰いアメーバの恐怖

テレビで放映された時には『SF人喰いアメーバの恐怖』というタイトルだったこの映画。今ではなんだかえらく長い邦題になっちゃってますが、原題は『THE BLOB』。続編として『SF/人喰いアメーバの恐怖NO.2(悪魔のエイリアン)』、リメイクとして『ブロブ/宇宙からの不明物体』が作られている、地味ながらそこそこに人気がある作品の元祖です。



スティーブ(スティーヴ・マックィーン)が恋人のジェーン(アネタ・コーシュー)と、オープンカーでデートをして星空を見上げた時、大きな流星がよぎって森に落ちます。落下点の近くに住んでいた老人(オーリン・ハウリン)がその隕石を棒切れでつつくと、中からどろどろの赤い液体が出てきて老人の手を覆つくすではありませんか。激しい苦痛に走る老人をちょうど落下点を見に行こうとしたスティーブの車と出くわし、2人は老人を車に乗せると病院に連れて行きます。ところが病院でその液体はだんだん大きく膨れ上がり、医者も看護婦を飲み込んでしまいます。それを知ったスティーブとジェーンは警察に駆け込んで2人の警官と一緒に病院に行きますが、怪物体は影も形もありません。結局警官は2人を信用しないばかりか不良扱いします。そればかりか校長をやっているジェーンの父親に付き合うなと言われる始末。スティ-ブとジェーンは夜中にこっそり抜け出して密かに会うと、怪物体を信じてもらうための証拠を探しに出ます。まずは友人の助けを得ようと映画館やパーティなどにいる友人たちを訪ねますが、だれもが笑って相手にしてくれません。車で回るうちにスティ-ブの親が経営する食料品店の前に着くと、金曜の夜で誰もいないはずなのに真っ暗な店のカギが開いていました。不審に思ったスティ-ブとジェーンが恐る恐る店に入るとそこには・・・・・・。

スライム状宇宙生物ブロブ君の初主演作(笑)。この頃はまだ初登場で初々しいので最初はあまり派手に暴れることも無く、ホラー映画テイストで地味にあばれます。しして、次第に町がパニックになっていくという黄金のパターン。この中でも特に映画館の映写室から出てくるシーンは有名ですね。さすがに特殊撮影を極力避けた低予算の映画でB級臭は否めませんが、結構子供心には怖かったし、普通には楽しめる映画でした。

そしてこの映画のキモのひとつはオヤクソクである宇宙人の唯一の弱点、そしてこれもありがちですがラストの「THE END」のところでしょうね。

冒頭、サイケデリックなタイトルバックについている音楽が非常に能天気で、映画を間違ったんじゃないかと思ってしまいますが、なんとテーマ曲はバート・バカラック(笑)。なんで?(笑)

ちなみにスライムというオモチャがツクダオリジナルから発売されて爆発的なヒットをしたのが1978年のことです。


【マックィーンの絶対の危機(ピンチ) 人喰いアメーバの恐怖(THE BLOB) 1958年 USA】
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by santapapa | 2005-11-07 22:25 | 洋画一般
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