パッセンジャー 過ぎ去りし日々

歌手で俳優の本田美奈子さんが本日お亡くなりになったそうで、心よりご冥福をお祈りいたします。歌手デビューの頃から聴いていて、ファンというほどではなかったのですがライブ・ビデオも持っていたりして、私がテレビで見たのは、昨年春の東京ドームでのニューヨーク・ヤンキースと阪神戦の開会の国歌斉唱が最後だったように思います。入院先で出す予定のベスト盤の選曲などもなされていたようで、残念でなりません。

その本田美奈子出演の唯一の劇場映画が『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』です。



昔、両親を船の事故でなくした妹思いの立木良介(三田村邦彦)とお兄ちゃんっ子の立木美奈(本田美奈子)は、仲むつまじく暮らしていました。30歳を迎える兄の立木良介は250ccのバイクのレーサーで、今年勝てなければ引退をと心に秘めています。妹の立木美奈は歌手をやっていてコンサートに忙しい生活をしていますが、ある日、レースで負傷した兄・良介を見舞った後、マネージャーの車でスタジオに行く途中で、バイクに乗った不良グループに絡まれます。そこに偶然表れて助けたのが、金持ちのチャンピオンレーサーで兄のライバルである岩下徹(宇梶剛士)。ふたりは急速に接近して、デートを重ねるようになります・・・・・・。

1987年の青春アイドル映画で、とにかく本田美奈子のかわいさ爆発といった感じの映画でした。兄妹愛を絡めて、また音楽のライブ・シーン、バイク・レースのシーンも多く、ゲストで兄・立木良介にテクニックを教える役として当時引退したばかりの片山敬済が友情出演しています。突っ込みどころはなくもないのですが、割と整合性のとれた映画で、役者の演技もうまいとはいえないまでも下手では無いし、後半のストーリー展開も手伝って、普通に見ることができる映画でした。さすがに当時から「本田美奈子はロックじゃなくてロック風歌謡曲だろう」と思ったり、兄のライバルに扮する宇梶剛士のクルーザーが製作総指揮の西崎義展が持つクルーザー「ヤマト号」で、『宇宙戦艦ヤマト』の乗員服みたいな矢印Tシャツはさすがに恥ずかしかったんじゃないだろうか(爆笑)等と思いましたけど。

他に岩城滉一も友情出演。また、兄のレーシング・チームの一員としてベトナムからのボート・ピープルだという設定で、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』に出ていたキー・ホイ・クァンこと、ジョナサン・キー・クァンが出ていました。まだ若い頃で笑顔がまぶしい非常に好感が持てる少年を演じていました。最近では大きくなって(笑)、2002年の『無限復活』で鄭伊健(イーキン・チェン)、張柏芝 (セシリア・チャン)と共演していました。


【パッセンジャー 過ぎ去りし日々 1987年 日本】
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by santapapa | 2005-11-06 21:10 | 邦画
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