HOUSE ハウス

HOUSE

1976年にハウス食品のプッチンプリンのCMに出ていた大場久美子が、『遺書 白い少女』の次に出演した映画。若き池上季実子が主役として出演しています。そして大林宣彦にとっては『瞳の中の訪問者』に続く2本目の商業映画の監督作品です。



中学生のオシャレ(池上季実子)は世界を飛び回る音楽家の父親(笹沢左保)と2人暮らしをしていました。夏休みには父親との軽井沢に避暑に行くのを楽しみにしていましたが、突然父親は再婚相手として涼子(鰐淵晴子)をオシャレに紹介して、一緒に避暑に行こうと言い出します。ショックを受けたオシャレは一緒に軽井沢に行く気にもなれず、ふと思い出して叔母(南田洋子)に手紙を出し、ファンタ(大場久美子)、ガリ(松原愛)、クンフー(神保美喜)、マック(佐藤美恵子)、スウィート(宮子昌代)、メロディー(田中エリ子)といった学校の仲間と夏休みを田舎の里山村の叔母の家で過ごすことにします。。引率の東郷先生(尾崎紀世彦)も同行の予定でしたがちょっとした事故で後から行くことに。7人の少女は田舎の駅に降り立つとスイカ売り(小林亜星)に道を訊き、叔母住む古びた洋館にたどり着きます。ところがその洋館と叔母というのが・・・・・・。

とにかくとんでもなく変な映画ですね(苦笑)。ストーリーは古典的なホラー仕立てになっていますが、舞台装置や演技は大仰で大根な芝居風だし、演出も、カメラ・ワークも、編集も、効果音も、音楽も、ともかく変。意図して「外す」ことだけを目的にしてるような感じで、なんだかやっていることがすべてすべっているような感じ(苦笑)。ギャグ(を意図したと思われるところ)のすべり具合なんかすごいものです(苦笑)。しかも「外すことを意図してやってます臭」がぷんぷんしますから、見ていてなんとなく座りの悪い映画です(苦笑)。とはいえたまに「昔、クラスに変な子がいたなあ」的な思い出し方をする映画で、なんだか不思議な存在ですな(苦笑)。

主な出演者が7人の少女なだけに華やいだ雰囲気はありますね。若い頃の池上季実子、大場久美子も目立ちますが、クンフーを演じた神保美喜は妙に存在感ありました。

音楽を小林亜星とミッキー吉野が担当していますが、効果を上げているかどうかかなり疑問でこれも不思議。小林亜星はスイカ売りとしてちょっと登場、ゴダイゴのメンバーが数秒カメオ出演しています。


【HOUSE ハウス 1977年 日本】
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by santapapa | 2005-11-02 23:14 | 邦画
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