X-メン

X-MEN

『X-Men』と書いて、「訳したら『バツ・イチ・男たち』?」って訊いたら怒られました。「メーメン」って読んだ友人もいましたけど(苦笑)。



1944年、ポーランドのナチスの強制収容所で、家族から引き離されたユダヤ人の少年が鉄の門を曲げるところからこの物語は始まります。時は流れて今から遠くない未来。雪深いカナダの酒場ではケージマッチによる賭けが行われていて、そこに来たミュータントのローガンことウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)自分の持っている謎の力を見せ物にして日銭を稼ぎます。家出少女のローグ(アンナ・パキン)と知り合って行動を共にするウルヴァリンですが、道行にいきなり謎の敵であるセイバートゥース(タイラー・メイン)に襲われます。あわやろ思われた時に現れたのが、やはり謎の男女2人組。恐るべき超能力を駆使してセイバートゥースを追っ払います。2人の名前はストーム(ハル・ベリー)とサイクロップス(ジェームズ・マースデン)。2人はプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア教授(パトリック・スチュアート)の命を受けてウルヴァリンを救いに行ったのです。プロフェッサーXはミュータントたちが人間社会から忌み嫌われて「ミュータント登録法案」が成立するのを恐れ、人類とミュータントが共存すべきだと思って、ミュータントによるX-メンという組織を作り上げていました。ところが、ミュータントが人類を支配すべきだと主張するマグニートー(イアン・マッケラン)はそれに対抗してセイバートゥースやミスティーク(レベッカ・ローミン=ステイモス)などのミュータントを使って着々と陰謀を張り巡らせていました・・・・・・。

アメリカン・コミックスの映画化といえば、ハリウッドでは『スーパーマン』を始めとして『バットマン』等、DC・コミックス→ワーナー・ブラザーズが強く、また成功を収めていました。対するマーベル・コミックスからの映画化がこの2000年の『X-メン』。USAではそれなりに成功を収めて、これ以降アメリカン・コミックスの映画化、特にマーベル・コミックスが原作のものが次々に作られていくようになります。

原作のファンには不評だったとも言われるこの映画ですが、基本的にアメリカン・コミックス好きの私はかなり楽しめた作品です。プロフェッサーXはもろにハマリ役だし(笑)、出演キャラクターの似せ方もそれなりになかなか楽しいところです。かと思えばウルヴァリンの「黄色いタイツ発言」みたいなニヤリとさせるような会話もあるし。ストーム役のハル・ベリーとジーン・グレイ役のファムケ・ヤンセンといった、それぞれベクトルの違うセクシーなヒロインも嬉しいところです。

ブライアン・シンガー監督の意向もあって、原作はアメリカン・コミックスの長期娯楽作品でありながら、マイノリティというものに視点を向けた映画にもなっています。そのあたりを、通り一遍には作ってないところいが監督ならではでしょうか。次作を期待したところ、3年待って『X-MEN2』が封切られました。


【X-メン(X-Men) 2000年 USA】
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by santapapa | 2005-08-26 00:00 | 洋画一般
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