長靴をはいた猫

長靴をはいた猫

35年も前のアニメーションです。昔は春休み、夏休み、冬休みになると「東映まんがまつり」といって、子供をターゲットに数本のアニメーション(当時は「マンガ映画」だったかな?TVでやっているのは「TVマンガ」でした)を同時上映していました。この作品はその第一回の目玉として作成されて上映された作品です。



原作は17世紀のフランスの童話作家、シャルル・ペローの『長靴をはいた猫』で読んだことがある方も多いでしょう。それを80分のアニメーションに仕上げるために採用された脚本家が井上ひさしと山元譲久。あの名作人形劇『ひょっこりひょうたん島』でおなじみのの面々です。これで面白くならないわけはありません。

ついでに音楽も宇野誠一郎で、これも『ひょっこりひょうたん島』のスタッフ。途中で『ひょっこりひょうたん島』のように、挿入曲を登場人物が歌うちょっとミュージカルを意識した部分がやっぱりあります。

映像はさすがに遥か昔のものなので、今のアニメーションを見慣れてるとすごく古臭く感じられるでしょうか。それでも魔王の城に行ってからのシーンには引き込まれて見ました。クライマックスの塔が崩れるシーンは今でも名場面だと思います。

子供の頃は主人公側に心情が傾くのが常ですが、今見ると結構一途に姫を愛する魔王の方に感情移入したくなりますね。このあたり、一癖も二癖もある脚本陣ですから、もしかして狙っているのかな?

【長靴をはいた猫 1969年 日本】
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by santapapa | 2004-09-23 09:23 | 邦画
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