風と共に去りぬ

風と共に去りぬ

映画史上に燦然と輝く大作だということで、名画としてつとに名前が出る映画のひとつです。原題は『Gone With the Wind』。



南北戦争が始まる直前の1861年、ジョージア州タラの大地主でみんなの憧れの的である長女スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)は、近所の大地主のパーティで、好きだった幼馴染のアシュレー(レスリー・ハワード)といとこのメラニー(オロヴィア・デ・ハヴィランド)の婚約が発表されたのを聞いてショックを受けます。失意のスカーレットはメラニーの兄チャールズ(ランド・ブロックス)の求婚を受けて結婚します。ついに南北戦争がはじまり、スカーレットの夫チャールズは病が元で亡くなります。喪に服す生活に嫌気がさしたスカーレットはメラニーのいるアトランタにいきますが、そこでパーティの時に会った「評判の良くない男」であるレット・バトラー(クラーク・ゲイブル)と再会します・・・・・・。

4時間にも渡る大長編大河ドラマです。65年以上も前の作品ですが、テクニカラーによる作品です。マックス・スタイナーによる主題曲、「タラのテーマ」は印象的でかつ、壮大さを感じさせる曲でした。

名作ということで古くから何度も上映されたりテレビで放映されたりしているので、幼少の頃から何度となく見ることがありました。ところがどうも私にはある種の感性が欠如しているのか、残念ながらこの映画のよさがあまり伝わらないようです。音楽はいいと思うし、画面も当時としてはきれいで、大スペクタクルになっています。ただ見るたびにいつも一貫して思うのが、主人公に対する感情移入がどうにもこうにもできなかったことなんですよ。お金持ちのわがまま娘のわがまま放題周り大迷惑物語にしか見ることができませんでした。わがままな登場人物なんて映画には山ほど出ていますが、通常はなんらかのチャーム・ポイントやどこか心の琴線に触れる部分があったりするもんなんですよね。私は不幸にしてか、この映画の主人公に対してはそういう部分を微塵も感じることができませんでした。ううむ、やっぱり私には何か足りないんですかねえ。

ちなみにスカーレット・オハラの先祖の大地主は朝寝、朝酒、朝湯が大好きで身上をつぶした小原庄助だったという友人の説を信じていた私(がきんちょ時代)は、別の意味では確実に足りないです(笑)。時代的にはあわないとは言いませんが、さすがにちょっと違うってことを気づけよ、自分(苦笑)。


【風と共に去りぬ(Gone With the Wind) 1939年 USA】
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by santapapa | 2005-07-05 23:52 | 洋画一般
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