ピンクパンサー3

ピンク・パンサー フィルム・コレクション

前年に1年ぶりに復活したクルーゾー警部の活躍する『ピンクパンサー2』の続編です。



所はフランス国立精神病院。退院を間近に控えた元パリ警察主任警部のドレフュス(ハーバート・ロム)は忌々しい部下のクルーゾー警部(ピーター・セラーズ)のおかげでしばらくフランス国立精神病院で過ごしていましたが、退院を間近に控えていました。ところが見舞いに来たクルーゾーがクロケットのタマを打ち、それがドレフュスのひたいに見事に命中。それが原因でドレフュス再び病院のお世話に。我慢できずに病院を脱走したドレフュスは世界的な老科学者を娘共々誘拐して、脅迫によって物質消滅光線を作らせます。そして、クルーゾー警部を抹殺しなければ物質消滅光線を使うと宣言。手始めに国連ビルが消されてしまいます。世界滅亡にあわてた各国は、スパイを使ってクルーゾー暗殺をたくらみます・・・・・・。

実質は4作目に当たる『ピンクパンサー3』。ブレイク・エドワーズ監督にヘンリー・マンシーニの音楽。そしておなじみピーター・セラーズ扮するクルーゾー警部を始めとしたおなじみの連中が出演しています。

オープニングとエンディングのアニメーションが遊び心いっぱいの名作映画のパロディになっています。リクエストに答えてか、ヘンリー・マンシーニの音楽もその名作の音楽を使って、まるで名作メドレーのような感じです。

話は『007/カジノ・ロワイヤル』でも見ているかのような、ハチャメチャ・スパイ風味が入った映画になっています。なんせ物質消滅光線ですからねえ(笑)。国連ビルが消えていくチープな特殊撮影がとても似合っています。クルーゾー警部も毎度ケイトーと闘ったり、何度も堀に落ちるてんどんも相変わらずだし、笑気ガスを使うという古典的なギャグでも笑わせてくれます。娘の「拷問方法」や同じブレイク・エドワーズ監督の『グレート・レース』を思わせるオルガンのシーンなどもツボでした。

ラストの「Come to me」をバックにしゃぼん玉があふれる、まるで「しゃぼん玉ホリデー」のようなロマンス溢れる場面が素敵ですね(笑)。もちろん、しっかり落ち付き。これを見て長い間自動しゃぼん玉製造機がほしかったものです。数年前に買ったもののまだ使ってみてませんけど(笑)。


【ピンクパンサー3(The Pink Panther Strikes Again) 1976年 USA】
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by santapapa | 2005-07-01 23:47 | 洋画一般
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