地球の危機

地球の危機

テレビ・シリーズでも有名である原子力潜水艦シービュー号が活躍する空想科学映画です。タイトル通り、地球の危機に立ち向かう原子力潜水艦シービュー号の活躍を描いた映画です。



建造されたばかりの原子力潜水艦シービュー号はネルソン堤督(ウォルター・ピジョン)の指揮の下、国会議員などを乗せて北極海に試運転にのり出します。ところが水面下を航行中、巨大な岩が水面から落ちてきて、不審に思って浮上したところ、空一面が真っ赤な状態になって、あたりの気温が異常に上昇していることが判りました。入った通信によると、この現象はなんと地球の周りを取り囲むバン・アレン帯が燃え上がったことによっておこり、放って置くとどんどん地上の気温が上がっていって極地の氷は融け、人々も熱によって死に至ることが判ります。シービュー号は急ぎニューヨークに向かって、ネルソン提督は国際連合の緊急会議に出席、燃えているバン・アレン帯に核ミサイルをぶち込んで消火することを提案します・・・・・・。

1961年、アーウゥン・アレンが監督・製作・脚本を努めた映画です。とにかく力技でねじ伏せる空想科学映画ですね(笑)。バン・アレン帯が燃え上がってどんどん温度が上昇するという並外れた発想も「すばらしい」ですが、そのバン・アレン帯に核ミサイルをぶち込んで消火するというのですから、もう何をか況や(笑)。ワシントンに電話するのに海底ケーブルに工作したら(何をどうやったん?)結果ロンドンに通じてしまうなんて朝飯前です(笑)。

主人公であるネルソン堤督は信念と独断と行動の人で、こうだと言ったら周りに有無を言わさないところが説得力を超えたものを生み出しています(笑)。ある意味、この映画の世界ではネルソン提督を中心に地球が回っていると言っても過言ではないほどです。潜水艦内で平気でタバコを吸いまくれるのはこの人ぐらいでしょう(笑)。

原子力潜水艦シービュー号の造型は当時での未来感覚あふれるフォルムで、潜水艦自体好きなものですから結構ワクワクしました。映画冒頭の北極海での浮上シーンなどは美しい場面です。流れるテーマ音楽までもが、なんだかSF映画を思わせないようなさわやかさですし(爆笑)。いやあ、結構楽しい映画ですよ(笑)。


【地球の危機(Voyage to the Bottom of the Sea) 1961年 USA 】
[PR]
by santapapa | 2005-06-30 21:03 | 洋画一般
<< ピンクパンサー3 天使にラブソングを2 >>