狼たちの伝説 亜州黒社会戦争

狼たちの伝説

先ごろ日本でもDVDが発売された、古惑仔のシリーズ6作目で『欲望の街 古惑仔I 銅鑼湾の疾風』から続いた本編最後の作品。邦題にも原題にも「古惑仔」と記されていませんが、そこは大人の事情があるそうで、本編を見れば判るように『新・欲望の街II 古惑仔IV/'97古惑仔・最終章』『古惑仔5之龍争虎門』に続く作品になっています。



時は台湾大統領選挙が行われている2000年。台湾三連会でも重鎮になりつつあるサンカイ(陳小春/チャン・シウチュン)は、日本の裏社会との結束を強くするために、暴力団山田組の組長草刈(千葉真一)の娘である菜々子(安雅/アン・ヤ)と結婚することに決めます。日本での結婚式には台湾三連会、洪興社の主だった面々が参列。ナン(鄭伊健/イーキン・チェン)も恋人(舒淇/スー・チー)と一緒に日本へ行きます。サンカイは香港出身でありながら、台湾三連会の跡目を継ぐ候補として見られるようになります。ところがそれを面白くないと思っている組織のメンバーもいて、長くUSAにいて帰ってきた台湾三連会のボスの息子(何潤東/ピーター・ホー)を擁立する連中も出てきて、次第に台湾三連会の中は険悪な雰囲気になっていきます。一方、台湾にサンカイのフォローに台湾に行ったナンは、ふと街角で今は亡き恋人・サイにそっくりの人(黎姿/ジジ・ライ)を見かけて・・・・・・。

なんだかしかし、今回の映画の主な出演者って、郭富城(アーロン・クォック)を入れたら2年前の『風雲 ストームライダーズ』みたいな(笑)。タイトルは「黒社会といえば狼とつけておけばいいかな」みたいなタイトルですが(苦笑)、『スー・チー in アジアの純情』にならなかっただけでもよしとしましょう(笑)。

1作目から5年、多くの仲間も亡くなってしまい、ナンもサンカイも出世しました。ナンは洪興社のボスのチャン(萬梓良/アレックス・マン)から後目であるという風に言われますし、サンカイも千葉真一扮する山田組組長に気に入られています。

第3作目で非業の死を遂げたサイに瓜二つの別人が出てきます。って、役者は同一人物ですけど(笑)。あまりにも似ているもんで(そりゃそうだ)、ナンはストーカーまがいの行動に出てしまいます(笑)。現恋人役のスー・チーの切ない気持ちにちょっときゅんときました。前作のちょっとゴージャスなスー・チーとは変わって、今回はスー・チーらしさが全開。はいいのですが、日本にロケーションに来た時期が悪かったです。レインボー・ブリッジに立つスー・チーは、花魁シューズにガングロのヤマンバ・メイクです(爆笑)。

世界のサニー千葉の存在感は抜群ですね。組長も似合います。相手がどこの国の人であろうと、朗々としゃべくりまくるのがまた立派です(笑)。

日本がからむと出演者にやたら日本語を話させたがる香港映画ですが、どういう訳か千葉真一の娘・菜々子役をアン・ヤが演じているために、やはり怪しいニホンゴが(苦笑)。そしてこのシリーズのゾンビ俳優、張耀揚(ロイ・チョン)は草刈組長の養子の草刈朗として、『東京攻略』の日本育ちのリンさんよりはマシですが(苦笑)、しっかり突っ込みどころを残したニホンゴを聞かせてくれます。アン・ヤを襲いながらロイ・チョンは「オレト、ケッコン、スルベキダ!」と耳に残る名言を残してくれます(笑)。そんなロイ・チョンも最後の方では


        ○
        □
_| ̄|○  「◎ ←サニー千葉
 ↑
ロイ・チョン



【狼たちの伝説 亜州黒社会戦争(勝者為王) 2000年 香港】
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by santapapa | 2005-06-22 00:06 | 香港(中国・台湾)映画
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