A.I.

A.I.

A.I.=artificial intelligence。人工知能のことを言い、割と古くから使われていた略号です。確か昔のFEP(コンピュータの日本語入力システム今で言うIME)もAI機能云々言われていた頃があったような。



未来の社会では人々のをサポートするために造られたロボットが普及していました。科学力の発達で既に外見は人間と変わらないロボットも既に働いていましたが、まだ感情までは作られることがありませんでした。そんな中でサイバートロニクス・マニュファクチャリング社の社員であるヘンリー(サム・ロバーズ)とその妻モニカ(フランシス・オーコナー)の間に生まれた息子のマーティン(ジェイク・トーマス)が不治の病にかかります。夫婦は治療法が見つかるまでと息子を冷凍保存にします。悲しみに暮れる妻に、ヘンリーは自社で開発された次世代ロボットを連れてきます。それは愛という感情をプログラムされたロボット、デイビッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)で、夫婦に愛されて過ごすことになります。ところが息子のマーティンが治ることになって自宅に戻ると一転してデイビッドは邪魔者に。人工知能をもつおもちゃのテディ(声:ジャック・エンジェル)と共に旅にでることになります・・・・・・。

今は亡きスタンリー・キューブリックが長年温めてきた企画であると世間では宣伝された映画です。原作はブライアン・オールディスの短編小説の「スーパートイズ」なのだそうです。

テーマ自体は掘り下げるとなかなか興味深く面白いテーマですし、特殊撮影の関連もILMが担当して、マイケル・ランティエリやデニス・ミューレン、スタン・ウィンストンなどという名前が並んでいて、安心して見ることができる特殊撮影シーンを作り出しています。子役である主役のハーレイ・ジョエル・オスメントも『ペイ・フォワード 可能の王国』などで見せたような、素晴らしい演技力を見せてくれています。ただ、お話が私には中途半端に「泣け。さあ、泣け」と言っているようなお涙ちょうだいものになっている感じで、見ながらなんだかなあという気持ちになってしまいました。もっと作りようもあると思うのですが、なんだか過度の思い入れが映画全部を台無しにしてしまっているような気がしてなりません。

シブい声でしゃべるクマちゃんことテディがひとつの清涼剤(?)になっていたかもしれません。あと、ジゴロなロボットに扮するジュード・ロウは雰囲気だしていました。頭の中でユニコーンの「ジゴロ」が鳴り響くのは困ったことなんですが(笑)。ちなみにヒモという言葉を教えてくれたのは学生時代に漫談風の授業で人気があった歴史の先生で、「西郷さんの犬はオスかメスか?答えはヒモがついている」というものでした。って、まだそういうことは憶えているんだよなあ(苦笑)。


【A.I.(A.I. Artificial Intelligence) 2001年 USA】
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by santapapa | 2005-06-04 22:57 | 洋画一般
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