チャーリーズ・エンジェル

チャーリーズ・エンジェル

1976年人気テレビ・シリーズとして、主要メンバーが代わりながらも6年間製作された『チャーリーズ・エンジェル』。20年の時を経て映画としてリメイクされたのがこの作品です。



決して人前には姿を見せないチャーリー(ジョン・フォーサイス)の探偵事務所で働くナタリー・クック(キャメロン・ディアス、ディラン・サンダーズ(ドリュー・バリモア)、アレックス・マンディ(ルーシー・リュー)の三人はボスのチャーリーからエンジェルと呼ばれ、ジョン・ボスレー(ビル・マーレイ)のサポートの元、依頼された事件を解決していきます。今回の依頼として現れたのは、ノックス社の女性社長のビビアン・ウッド(ケリー・リンチ)で、誘拐されたノックス・テクノロジー社の創立者・エリック・ノックス(サム・ロックウェル)を彼が開発中の音声追跡ソフトが悪人の手に渡る前に救出してほしいと言います。エンジェルたちはノックスのライバルであるロジャー・コーウィン(ティム・カリー)が怪しいと睨み、さっそく潜入して捜査を始めます・・・・・・。


ひたすらアクションと健康的なお色気と軽いギャグを散りばめている、愛すべきおバカ映画で、実はこういうノリは結構好きです。存分に楽しめました。『スパイ大作戦』や『特別狙撃隊SWAT』など、昔のテレビ・シリーズが映画化される背景には、かつてのヒット・テレビ・シリーズの映画化によってキャラクターの確立が楽で、親の世代を誘えてかつ新しく子供の世代も取り込めるという意図でしょうけど、まんまとハマってます(笑)。後半、ジープでヘリコプターを追っかけるシーンでテーマ曲が流れたりすると、旧世代には熱い血がたぎりますね(笑)。

DVDで吹替版も視聴しましたが、チャーリーの声をテレビ・シリーズでも吹替えしていた中村正が担当しているのが、とてもポイントが高いです。テレビ・シリーズでは番組内での声もさることながら、毎回次回予告のナレーションの名調子も楽しみのひとつでした。この映画のヒットを受けてテレビ・シリーズ版『チャーリーズ・エンジェル』のファースト・シーズン(ファラ・フォーセット、ジャクリン・スミス、ケイト・ジャクソンの頃)のDVDも出ましたが、そちらにも次回予告が特典で入っていたのが嬉しいおまけでした。

元奎(コーリー・ユン)が2002年にこの映画と同じコロンビア/ソニー・ピクチャーズデ製作した香港映画、『クローサー』とは「女性3人のアクション」ということで、なにかと比較されますが、実は「女性3人のアクション」以外はあまり共通点はないでしょう。『クローサー』はお話にウェットでシリアスなテイストも入っているし、『レディ・ハード 香港大捜査線』で楊紫瓊(ミシェル・ヨー)とシンシア・ラスロックをアクション俳優に仕立て上げたコーリー・ユンですから、アクションは比べるまでもありません。一応、この『チャーリーズ・エンジェル』でも袁祥仁(ユエン・チュンヤン)が武術指導にあたっていて、3人のエンジェルたちもなりにがんばってはいますけど。ちなみに「ボディビル界の百恵ちゃん」こと西脇美智子がルーシー・リューのスタントをこなしているそうですね。

『戦場のメリー・クリスマス』の時にも似たことを書きましたが、時々見かける「チャリ・エン」なんて書き方は本当に勘弁してほしいなあ(泣)。昔もテレビ・シリーズで『チャーリーズ・エンジェル』は放映していましたが、昔の人はそんな醜い日本語は使ってなかったし(泣)。


【チャーリーズ・エンジェル (CHARLIE'S ANGELS) 2000年 USA】
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by santapapa | 2005-05-31 00:05 | 洋画一般
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