007/トゥモロー・ネバー・ダイ

007/トゥモロー・ネバー・ダイ

スパイ映画の老舗シリーズ、『007』シリーズは1962年の『007は殺しの番号』(『007/ドクター・ノオ』)を皮切りに現在も主役の役者が交代しながら続いているという息の長いシリーズです。



イギリスの軍艦が中国領海近くの海域で攻撃に遭って、俄然英中間の緊張が高まります。ところがそれは中国空軍によったものではなくて、メディア王エリオット・カーヴァー(ジョナサン・プライス)が操るステルス艦によるものであり、衛星情報を操作して英・中双方に誤った情報を送って紛争を起こし、それをスクープにしようという陰謀でした。英艦隊は報復措置のために東シナ海へ艦隊を送ります。事件の背後に何者かの陰謀を確信した英諜報部は、諜報部員007ジェームス・ボンド(ピアース・ブロスナン)をカーヴァーの元に送り込みます。ボンドはレーダーの座標を狂わせる装置を発見して盗み出しますが、そこへ謎の中国人女性のウェイ・リン(楊紫瓊/ミシェル・ヨー)が現れて・・・・・・。

本作は1997年の作品で5代目ジェームス・ボンド(って書くと歌舞伎役者みたいですな)の就任2作目、シリーズとしては第18作目にあたるそうです。昔は結構『007』シリーズも見ていましたが、現在のようにカタカナの題名になってからはだんだん区別がつきにくくなり、最近は正直どれがどれだかあまり判ってなかったりします(笑)。

またソビエトの崩壊がこのシリーズに与えた影響も大きく(笑)、今回は敵はメディア王ということですが、ソビエトやスラッシュ(世界最大の犯罪組織)に比べて小物感が否めません。

とはいえ、この映画はなんといってもミシェル・ヨー姐さんの大活躍が見られるのが、私的ポイントが非常に高い映画です!所謂ボンドガールというと、これまでは足手まといになったり添え物的存在だったりしていましたが、ミシェル・ヨーがでてそれですむ訳はないですよね(笑)。足技を中心としたアクションが冴え渡っています。007映画であるゆえか、ミシェル・ヨーの活躍については若干押さえ気味で腹八分といった印象ですが、それでもジェームス・ボンド以上の存在感と強さとかっこよさ!を感じたのは私の欲目でしょうか?(笑) ある意味、シリーズの中では異色作になってしまったとも言えるでしょう。

例によってリモコン車などの秘密兵器(なつかしい語感)も活躍で、マンネリと言えばそうかもしれませんが、安心して見られる作品でした。


【007/トゥモロー・ネバー・ダイ (TOMORROW NEVER DIES) 1997年 USA】
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by santapapa | 2005-05-25 23:49 | 洋画一般
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