スウォーズマン 剣士列伝

スウォーズマン 剣士列伝

シリーズものを適当な順番で紹介してしまうことが多い当blogですが、これもシリーズ第一作目を紹介するのをすっかり忘れていました(笑)。



明の時代、宮中の書庫より奥義を極めれば天下を取れるという武術の秘伝書「葵花宝典」が盗まれてしまいます。東廠の宦官(劉洵/ラウ・シュン)は歐陽(張學友/ジャッキー・チュン)とヅォー(元華/ユン・ワー)の命じて「葵花宝典」を探し出そうとしますが、偶然居合わせた華山派のリン・ウーチュン(許冠傑/サミュエル・ホイ)と妹弟子(葉童/イップ・トン)とに阻まれてしまいます。リンが華山派の岳総帥の元に知らせようと旅の途中で乗り合わせた船で、順風堂堂主(午馬/ウー・マ)と曲老人(林正英/ラム・チェンイン)と出会い、二人が作った平和を願う曲「笑傲江湖」の巻物を託されます・・・・・・。


先にシリーズ2作目、3作目の『スウォーズマン 女神伝説の章』『スウォーズマン 女神復活の章』を紹介(しかも両方ともカテゴリーが「トホホ系 松」)していた映画『スウォーズマン』の第一作目です。いや、この作品、古装片としても普通に結構面白い作品ですきなんですよ。ただ、2作目、3作目の何でもありな世界のインパクトが大きいものですので、すっかり忘れてしまってました(笑)。

2作目の主人公リンは李連杰(リー・リンチェイ)だったのですが、本作ではサミュエル・ホイが扮しています。なかなか飄々としていい感じ。妹弟子の小僧もイン壇主もそれぞれ、イップ・トンと張敏(チョン・マン)が扮していて、2作目では李嘉欣(ミシェル・リー)と關之琳(ロザムンド・クァン)に代わってます。シリーズものでは珍しい配役の変更で、『バットマン』シリーズみたいですね。苗族のランは1・2作目を通じて袁潔瑩(フェニー・ユン)が演じていますが、1作目では男を殴って気絶させて押し倒すと言うえらく乱暴な役のような(爆笑)。

本作では2・3作目のようなおどろき桃の木な場面まではいきませんが、しっかりワイヤーで飛びまくっています。後半、主要人物が一同に介してどこに転ぶかわからない緊張感溢れる展開と大バトル大会や、その後の荒野の決闘のような一騎討ち、そして印象に残るラスト・シーンと見所も多く、続編が作られたのも頷けます。ラムの屋敷での場面や、華山派の教条を言い合う場面や、毒が入った酒を飲みそうで飲まないところなど、細かいギャグもそこここに入っているところもサービス精神旺盛なところですよね。見終わるとしばらくは「笑傲江湖」のメロディがぐるぐる回ります。


【スウォーズマン 剣士列伝 (笑傲江湖/SWORDSMAN) 1990年 香港】
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by santapapa | 2005-05-17 23:31 | 香港(中国・台湾)映画
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