快盗ルビイ

快盗ルビイ

世に怪盗という言葉はあれど、それが当てはまる存在になるまでには、多くの困難が待ち受けています。では、快盗になるには?



母と一緒にマンションに住んでいる、DM発送会社に勤めるお人好しで冴えない会社員・林徹(真田広之)の上の階に、ある日加藤留美(小泉今日子)というフリーのスタイリストが一人で引っ越してきます。たまたま留美の荷物を上げる手伝いをしたことがきっかけで、徹は彼女と仲良くなってルビイと呼ぶようになり、相談を持ちかけられます。その相談とは、怪盗を目指すルビイの手伝いをすること。そんな大それたことはできないと断ろうとする轍でしたが、根っからのイヤと言えない性格が災いして・・・・・・。

和田誠が『麻雀放浪紀』に続いてメガホンをとった映画です。ヘンリイ・スレッサーの小説「快盗ルビイ・マーチンスン」を翻案して、和田誠が脚本も担当。ちょっとしゃれた感じの映画になっています。チープでおしゃれでほっとする感じの、肩肘張らない箱庭のような映画なので、こういうのは結構好きなんですよ。

主演は当時の人気アイドル、キョンキョンこと小泉今日子で、くったくのない役を好演。ベスト盤を1枚持っているぐらいで別に彼女のファンでもない私ですが、この時期のかわいさは実に素直に認めます。ビデオには当時の三菱エアコン他のCMも特典で入っていますが、これがまた実にかわいくて、よくぞ入れてくれたと思ったりして(笑)。

ミシェル・ヨー姐さんをして、「私は香港のスタントマンと仕事をしているので通常のことでは驚かないけど、サナダサンはすごかった」と言わしめた真田広之が、なんと黒ぶちメガネをかけて何を言われても断ることが出来ない気弱で純な青年を演じています。このあたりがキャスティングの妙ですね。また、天本英世、岡田眞澄 、木の実ナナ、吉田日出子、陣内孝則といった面々がそれぞれわずかながらですが、出てきて上で脇をしっかりと固めています。

ちなみに最初、『盗ルビ』で探したら、なかなか見つかりませんでした。罠にかかった気分です(笑)。ところでこのジャケット、いつ見ても「サスケ」を思い出すのは私だけですか?(苦笑)


【快盗ルビイ 1988年 日本】
[PR]
by santapapa | 2005-05-08 00:48 | 邦画
<< ストリートファイター トプカピ >>