少林サッカー

少林サッカー

昔、少年ジャンプというマンガ雑誌に『アストロ球団』という野球マンガが連載されていました。野球マンガは野球マンガではあったのですが、超人による「超人野球」を標榜しているマンガであったため、内容たるや壮絶で「スカイラブ投法」とか「ジャコビニ流星打法」などという恐るべき技のみならず、あまつさえ「人間ナイアガラ」などというどこが野球だかわからない強烈な技も披露(コチラのサイトココに詳しいです)。少年達の熱き血潮をたぎらせました(多分)。



かつては「黄金の脚」と呼ばれていたサッカー選手であるファン(呉孟達/ン・マンタ)は足を折られて今ではすっかり落ちぶれてしまい、昔のチームメイトだったハン(謝賢/パトリック・ツェー)の雑用係をやっていました。そんなある日、街頭で少林拳を使う貧乏な青年シン(周星馳/チャウ・シンチー)と出会います。ファンはシンの人間離れした脚力に気づいて、サッカー・チームを作ることを持ちかけます。少林拳の普及になると思って話に乗ったシンは、メンバー集めのためにかつて少林寺で修行して今は普通に生活している兄弟子たちにサッカーをしないかと持ちかけて回ります・・・・・・。

ワイヤー・アクションとCGをオーバーな表現にフル活用したコメディで日本でもヒットした『少林サッカー』です。後の『カンフー・ハッスル』でもそうですが、こういうジャンルでこういうCGの使い方をする人としては、今のチャウ・シンチーは第一人者でしょう。とにかくその劇画的な壮絶なまでのオーバーな表現が笑えます。拳法とか武術と言えばどんな無茶でも許されるところがさすがです(笑)。小ネタもつまっていて、香港映画特有のアクの強さもあるのですが、好きな人にはかなり楽しめるのではないでしょうか。

ヴィッキー・チャオこと趙薇(チャオ・ウェイ)がヒロイン役で出ていますが、これまでのシンチー映画のヒロイン同様、イジラレてます(苦笑)。また、敵のデビル・チームのオーナーにやしきたかじんが友情出演をしているかと思ったのですが、よく見たらパトリック・ツェーでした。あと、準決勝で玉面双飛龍のフォワードに『喜劇王』のカレン・モクとセシリア・チャンがヒゲを生やした兄弟として、友情出演していましたね。そういえばセシリア・チャンは後の『老鼠愛上猫』でも同じように眉のようなヒゲを生やしていたのも記憶に新しいです。

ちなみに小林サッカー」で検索してみたら、案の定多くの検索結果が出ました。中には「小林サッカー教室」という小林さんがオーナーをやっている風のまじめなサイトも。「松林サッカー」というのも、びっくりするぐらい多いですね。まさかないだろうと思って「キバヤシサッカー」で検索してみたら、わずかですがありました(笑)。

この映画もUSA版のアレを見てみました。う~~~ん。間違ってはいませんが、なんかちょっと違う気が(笑)。


【少林サッカー(少林足球/SHAOLIN SOCCER) 2001年 香港】
[PR]
by santapapa | 2005-04-27 00:03 | 香港(中国・台湾)映画
<< デスウィンズ/沈黙の航海 ライフポッド >>