メテオ

Meteor
人類は過去の過ちを見据え、その経験を生かして新たによいものを作り上げていく叡智を備えている存在と言えるでしょう。




小惑星群オルフェウスに彗星が激突し、砕けたオルフェウスが巨大な限石群=メテオとなって地球に向かってきます。
隕石が地球に墜落するまで後1ヶ月しかありません。NASAの長官ハリー(カール・マルデン)は、秘密裡に打ち上げた軍事衛星ハーキュリーズから100メガトンの核ミサイルを隕石に向けて発射し、その軌道を変えて地球の危機を防ごうと計画して、ハーキュリーズを開発した科学者ブラッドレー(ショーン・コネリー)をワシントンに招きます。ところがアドロン将軍(マーティン・ランドー)を始めとする軍部はその隙にソビエトが攻撃してくる可能性があると、これに猛反対します。そんな最中に米大統領(ヘンリー・フォンダ)はハリー長官の計画を受け入れて、ソビエトにも協力態勢をとるよう呼びかけます。それに応じてンビエトの科学者デュボフ(ブライアン・キース)と助手のタチアーナ(ナタリー・ウッド)が、ニュー・ヨークにあるNASAの地下秘密センターに到着。ソビエトでも秘密裡に打ち上げた軍事衛星ピョートル大帝から核ミサイルを隕石に発射する手はずを整えようとしますが、ソビエトでもUSAに対する不信感からなかなか意見がまとまりません。そうしているうちに小さい隕石が次々に地上に落ちて来はじめていました・・・・・・。

『発情淫石アルファ』なんてワケワカラン映画とどっちにしようかと思いましたが、一般的知名度の高いこちらの方を。

70年代はパニック映画が大流行しましたが、その末期に登場した映画です。宇宙から大きな隕石が落ちてくるというスケールの大きさ!着眼点が斬新です。

ポスターもすごいです!ニュー・ヨークのど真ん中に隕石の落ちた後の巨大クレーターが生々しく描かれています。

出演者も豪華!ショーン・コネリーにナタリー・ウッド、ヘンリー・フォンダ等々主演を張れる俳優がこぞって出演しています。

で、映画の方は、「事件は宇宙で起こっているんじゃない!会議室で起こっているんだ!」みたいな映画でした(苦笑)。なにせ冷戦時代なもんで、お互い疑心暗鬼でなかなか話がまとまりません。もっとも一度納得すると話は早く、ホイホイと仲良く手を組み、ついでに科学者同士も仲良くなってしまいます。

そうこうしているうちに隕石が次々に落ちたりするんですが、これが不思議と怪獣並に大都市や名所を狙って落ちてくるのです。実はその正体は遊星爆弾だったのではなかと疑ったぐらいです。しかも、あっちこっちから借りてきたフィルムみたいな災害シーン。核ミサイルも見た目まるでプラモデルだったりします(苦笑)。もしかして出演者で予算を使い果たして、一番肝心な特撮までまわらなかったのかなあと、よけいな心配までしてしまいました。

このしばらく後に、『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』などの隕石もの(って言うの?)が出来ましたが、内容はともかく先駆者の轍だけは踏ないように作られていたように思われます。この映画がトラウマで公開時には見に行かなかったんですけど(笑)。


【メテオ(Meteor) 1979年 USA】
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by santapapa | 2005-03-18 07:00 | 洋画一般
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