チャイナ・シンドローム

チャイナ・シンドローム

日本から見た地球のほぼ反対側はブラジル、USAから見た地球のほぼ反対側は中華人民共和国だと言われています。実際の地球は団子じゃないので地殻・マントル・核から構成されていますが、もし地面をずっと掘り続けることができたなら、「裏側」に到達できると想像することは少なくないでしょう。



ロス・アンゼルスのテレビ局の人気キャスターであるキンバリー(ジェーン・フォンダ)は、、彼女は、カメラマンのリチャード(マイケル・ダグラス)、録音係のヘクター(ダニエル・バルデス)とベンタナ原子力発電所の取材に出かけます。3人は広報のギブソン(ジェームズ・ハンプトン)の案内で取材を始め、コントロール・センターでカメラを回そうとしたリチャードがギブソンに撮影を止められます。その時突然震動が起こり、放射能もれがあったということでの原子炉に緊急停止の命令が出されて、現場で技師ジャック(ジャック・レモン)は指示を出します。その様子をリチャードがカメラに収めて、スタジオに帰ったキンバリーはプロデューサーのジヤコビッチ(ピーター・ドーナット)に報告、スクープになるはずのネタをジャコビッチは放映に反対します・・・・・・。

原子炉が暴走してメルトダウンをおこした場合、そのまま地中を突き抜けてUSAからChinaに行ってしまうかもしれないという想像が生み出したものが、「チャイナ・シンドローム」という言葉です。この映画が公開されてまもなくUSAではスリーマイルアイランド原子力発電所での事故がおきたことが、よりこの映画を有名にしました。

後の『ミッシング』でも白熱の演技を見せたジャック・レモン、ジェーン・フォンダ、マイケル・ダグラスの真摯な演技が、この映画をより緊迫感溢れるものにしています。ラストシーンのジェーンフォンダが非常に印象に残りますね。扱っているものがとてつもないものだけに、人ちょっとしたミスの重なりやそれを隠そうとする体質がおこす事故の怖さに非常にリアリティを感じます。

今見ても内容にはまったく古さを感じさせない、今でも語られるべき映画である気がします。


【チャイナ・シンドローム(The China Syndrome) 1979年 USA】
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by santapapa | 2005-03-03 23:43 | 洋画一般
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