ゾルダン★星人

ゾルダン★星人

20世紀フォックスの勇壮なクレジットの後、映画の一番最初に、ドキュメンタリーではよく見かける文字が読み上げられます。

「The following story is based on actual events...」
(これは本当にあった話)


・・・・・・んな、アホな(爆笑)。



朝、目を覚ましたジェシー(アシュトン・カッチャー)とチェスター(ショーン・ウィリアム・スコット)のおバカ・コンビですが、2人揃って昨夜のパーティの記憶がまったく抜け落ちています。冷蔵庫はプリンでいっぱいだし、恋人の双子からの留守番電話は激怒のメッセージ、おまけにジェシーの車もどこかに行方不明。2人は車を探しに行って昨夜の行動を思い出して探ろうとしますが、その先々で驚くべき事実が明らかになります・・・・・・。

ゾルダン Z


のーみそが溶けそうな典型的おバカ映画です。主な出演者(含む動物)がダンスしながら出てくるタイトル・バックからして、今時文字が飛ぶ度に効果音が出るというレトロ感覚。徹頭徹尾、どこまでも頭がからっぽなティーン・エイジャーを、アシュトン・カッチャーとショーン・ウィリアム・スコットが演じています。本編に関係ないサルのアンドリューよりも後に紹介されるチェスター、彼に扮するショーン・ウィリアム・スコットは『バレットモンク』にも出ていましたが、ギャップありますね(笑)。しっかり伏線(笑)を生かして活躍していましたけど。

ゾルダン Z


彼らを取り巻く人物(含む動物)も変なのばっかり。謎のニュー・ハーフに謎のホットでイイ女5人組、謎のマッチョ2人組、謎のエイリアン・オタク集団、謎のダチョウ等々と次々に出てきて枚挙に暇がありませんわ。特に謎のエイリアン・オタク集団のスペース・スーツは一見梱包緩衝用のエア・キャップ(←意外に名前を知られてなくよくプチプチ・シートとか言われてます)で作ったようなアイテムです。思わずプチッとつぶすと怒られますけど。また、彼らの集会ではカシオトーン付属の自動演奏機能カシオコードを駆使しています(笑)。

ゾルダン Z


謎のホットでイイ女5人組ってなんかルーシー・リューが5人いるようにも見えるんですけど(笑)、テーマパークでバイラス星人よろしく合体して超イイ女の宇宙巨人(Super Hot Giant Alien)したのは、やはりあちらに多い巨大女フェチの路線を狙ったのでしょうか?あれに対抗できるのは日本では『さくや 妖怪伝』の松坂慶子様以外には考えられません(笑)。 

子供「あれに乗りたいよ」
父「父さんもだ」

という脚本のセンスが光ります(笑)。

ゾルダン Z


この映画の日本版、最近の映画では珍しくジャケットと本編が違います。こういう部分も昔のB級映画リスペクトなんでしょうかねえ(笑)。邦題は正解だと思います。「Dude, Where'S My Car?」では判りづらい上に、私はクインシー・ジョーンズのせいで「Dude」=「愛のコリーダ」と翻訳されてしまいますし(笑)。

ゾルダン Z


英語ならでのおバカなセリフも多くあるみたいですけど、そのあたりがわからないのが残念。「ニホンゴ?」、「スゲーナ」ぐらいなら判りますけれど。不良グループと行動を共にするクリスティ・ボーナー(Christie Boner)をクリスティ・スワンソンが演じていますが、Bonerって(苦笑)。あと、「管理者」が「お前をニュージャージーに追放する!」と言っていたのは、ニューヨーク州とペンシルベニア州という大都会を持つ州に挟まれたニュージャージー州が大都会に近い田舎であることのオヤクソクみたいですね。

ゾルダン Z


ところでラストの「管理者」のお礼、ああいうところにSFXを駆使したのは初めてみました(苦笑)。音響も盛り上げているし。


【ゾルダン★星人(Dude, Where'S My Car?) 2000年 USA】
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by santapapa | 2005-02-28 01:15 | 洋画一般
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