モンスター・パニック

モンスター・パニック

野球における直球勝負は時にすがすがしい印象を与えますが、たまに困る直球勝負というものも存在します。モンスターが出るから「Monster」というタイトルをつけたり、モンスターが出てパニックになるから『モンスター・パニック』というタイトルにするとかです。



次第にさびれゆくUSAの西海岸の漁港では缶詰工場の誘致で立て直しを計ろうとしていました。計画を推し進める漁業組合のリーダーのハンク(ヴィック・モロー)と、それに反対するアメリカン・ネイティブ達は対立していました。時期はちょうど毎年催される「鮭まつり」の時期で、町は華やかな雰囲気に包まれています。ところがそんな最中、番犬や幼い子供が何者かに次々に殺されていくという不気味な事件が起きます・・・・・・。

この映画の製作総指揮は誰であろう、我らが敬愛するロジャー・コーマン御大です(笑)。なにげにヴィック・モローが出演しています。リチャード・ハリスの妻であるアン・ターケルが重要人物である生物学者を演じています。

スタッフのうち、音楽が後に『コクーン』、『ロケッティア』、『ジュマンジ』、『タイタニック』などを担当するジェームズ・ホーナー。特殊メイクは後に『ハウリング』、『遊星からの物体X』、『ロボコップ』、『ミッション:インポッシブル』などのスタッフを担当するロブ・ボッディンといった顔ぶれです。

で、映画の方はタイトルから既に類推できるように、エログロナンセンスがライト感覚に3拍子揃った超B級映画に仕上がっています(苦笑)。「養殖した鮭に与えられていた特殊ホルモン入りのエサを食べたカニが突然変異して巨大化したモンスター」というものが出てきますが、なんでしょう?この設定は?(苦笑) しかもこれが『デモンシード』のプロテウス4並に女好きです(苦笑)。オスしかいないんでしょうか?オチは書いてもどうってことないので書きますが(苦笑)、『エイリアン』のシーンからパクったようなオチで締めるといった調子です。しかもこれはれっきとした1980年代に作られた映画ですからねえ。なんかよく深夜に穴埋めに放送されていたような気がします。

ロジャー・コーマン御大は数年前にアメリカン・コミックスのヒロインもののTVシリーズ『The Black Scorpion』の製作をやっていましたが(大きな可もなく不可もなく普通に面白かったです)、今はいったい何を企んでいるのか興味があります(笑)。


【モンスター・パニック(Monster) 1980年 USA】
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by santapapa | 2005-01-25 23:16 | 洋画一般
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