バーバーレラ

バーバレラ

再結成来日公演が予定されていたデュラン・デュランの来日公演は、ロジャー・テイラーの足の骨折の具合が思わしくなく中止になったそうですね。楽しみにしていて残念に思ったファンの方も多いと思います。



この映画ははるか未来の世界、宇宙飛行士のバーバレラ(ジェーン・フォンダ)は、地球大統領からポジトロン光線を発明したデュラン・デュラン博士(ミロ・オシー)を探す特命を受けます。

というあらすじだけですむ内容です(笑)。当時ジェーン・フォンダと結婚したロジェ・ヴァディム監督がフランスのコミック作家ジャン・クロード・フォレストのHなコミックを原作に、ジェーン・フォンダの魅力を余すところ無く撮るために作られたとしか思えない映画です。当時で言う未来あふれる衣装をいろいろと見せてくれますし、ボロボロにされて素肌を見せます。後の『チャイナ・シンドローム』などに出た俳優と同一人物とは思えない人もいるでしょう(笑)。

特に冒頭の無重力で宇宙服を脱いでいくシーンは、そのずっと後に日本で作られた『さよならジュピター』なんか比べ物にならないほど素敵なシ-ンです(笑)。その後の毛皮のベッドで通信を受けるシーンは、そのままローマン・コッポラの『CQ』での『ドラゴンフライ』本編でリメイクみたいにされていました。

阿久悠が書いたピンクレディの「UFO」の歌詞の出だしは、この『バーバレラ』が頭にあったのでしょうね。この当時の地球式のセックスは手を合わせるだけという設定になっています(笑)。煙が出るというのがちょっとアブナそうですが(笑)。ちなみにUFO(Unidentified Flying Object)=100%空飛ぶ円盤といういう誤った認識はどうにかしてほしい気が(苦笑)。

ともかくキッチュでB級テイストがたっぷりですが、ジェーン・フォンダをこれでもか言う具合に間接的にエロティックに撮っている映画でした。白状するとこの映画でのジェーン・フォンダと『謎の円盤UFO』でレイク大佐を演じたワンダ・ヴェンサムは当時の私の「あこがれのおねえさん」でした(内緒)。またこの映画ではさりげにいろんなフェティシズムが混じっていて。それが与えた影響もないわけではないですね(苦笑)。

ミシェル・マーニュの60年代らしい洒落っ気たっぷりの音楽がなかなかいい感じです。ちょっとサイケデリックが入ったギターにボサ・ノバのテイストも入ったライト感覚のアレンジが心地よく聞こえました。

皆様ご存知の通り、UKのグループ、デュラン・デュランの名称はこの映画の登場人物からとられています。彼らの曲には「エレトリック・バーバレラ」という曲もありますね。


【バーバレラ(Barbarella) 1967年 イタリア=フランス 】
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by santapapa | 2005-01-23 23:35 | 洋画一般
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