バットマン リターンズ

バットマン リターンズ

前作から3年たった1992年。バットマンの映画が帰ってきました。



ある富豪の家に生まれた赤ん坊が奇形だったために、ひっそりと川に流されて捨てられてしまいます。ペンギンたちが住む下水道の中に流れ着いた赤ん坊は、いつしか大人に成長していきます。野望と復讐を心にもつ彼(ダニー・デヴィート)はペンギンと名乗り、ゴッサム・シティの実力者マックス・シュレック(クリストファー・ウォーケン)と結託して自分の両親を探していることを大々的にアピールして住民の心をつかもうとします。一方、マックスの野望を知ってしまった秘書のセリーナ(ミシェル・ファイファー)はマックスにビルの窓から突き落とされてしまいますが、降り積もった雪のおかげで命が助かり、集まった猫達の力でキャットウーマンとして甦ります。ペンギンの野望に気づいたブルース・ウェイン(マイケル・キートン)はバットマンとしてペンギンに戦いを挑みますが、ペンギンはキャットウーマンと組んで逆にバットマンを悪者に仕立て上げてしまいます・・・・・・。

ティム・バートンがメガホンを持ったバットマン・シリーズの2作目です。2人の敵役それぞれの生きてきた険しい人生と、情念に溢れる行動、そして絡まりあう人間関係がずっしりと重いドラマを作ってます。ティム・バートンがそれまでの映画でも見せていたマイノリティへの視線がここでも強く打ち出されています。もちろん、画面全体も前作同様暗く黒い独特の雰囲気をまとっています。

また普通の人間であるマックス・シュレックも悪役としてしっかり存在感を見せているところもミソ。ある意味主役であるバットマンが比較すると一番地味な存在なのですが、敵役と同様苦悩の中で行動する姿、特にラストにわたっては目が離せません。

私はアメリカン・コミックスは大好きなので、映画化された作品はなるべくチェックを入れるようにしていますが、私の中ではこれはベストの作品じゃないかなと思ってます。何度も繰り返し見た作品です。

前作に続いて音楽はティム・バートンとよく組んでいるダニー・エルフマンですが、冒頭のシーンから情感溢れる音楽全開です。音楽が場面と共に印象に残るシーンが多く、サウンド・トラックとしてもいい出来だったのではないでしょうか。


【バットマン リターンズ(Batman Returns) 1992年 USA】
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by santapapa | 2005-01-19 21:00 | 洋画一般
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