バットマン

バットマン

「バットマン」と言っても今岡誠(阪神)や金本知憲(阪神)のことではなく、直訳すれば「コウモリ男」の方です。「コウモリ男」と言っても仮面ライダーや怪物くんに出てくるアレではありません。言わずと知れたアメリカン・コミックスの老舗のヒーローであるバットマンです。



無法都市ゴッサム・シティでは、いつからか謎の覆面をした人物が夜な夜な悪人をつかまえるという「事件」が起こるようになりました。新聞社と警察ではバットマンと名乗る人物の正体をつきとめようします。ある夜、化学工場を襲った暗黒街のボスであるグリソム(ジャック・パランス)と部下ネピア(ジャック・ニコルソン)ですが、突如現れたバットマン(マイケル・キートン)に阻止されてネピアは廃液タンクの中に突き落とされます。。かろうじて生き残ったものの廃液の毒で変わり果てたネピアはジョーカーと名乗り、裏切ったボスのグリソムを殺してバットマンへの復讐を誓います・・・・・・。

ブルース進行の主題歌で有名な昔のTVシリーズはおぼろげな記憶しかありませんが、バットマンはなんとなくよわっちいイメージがあった気が私はしてました(もっともスーパーマーンと違って普通の人間がいろんな道具を駆使して正義を守るのですけど)。灰色のコスチュームのせいもあったかもしれませんが、この映画ではコスチュームも含めて町全体に至るまで暗く黒い独特のイメージで統一していていて壮観です。期待せずに見に行ったのですが、ティム・バートンの美学が端々に見える映像に引き込まれました。

ジョーカーを演じたジャック・ニコルソンの怪演が見ものです。バットマンの敵役は狂気に取り付かれたようなキャラクターが多いですが、その1人であるジョーカーの異常な姿を印象付けます。バットマンの活動自体が両親を殺された復讐が動機の一つになっている部分と、ジョーカーが己の姿を醜く変えたバットマンに対する復讐を考えている部分とのぶつかり合いという、およそ単純な勧善懲悪とは少し違った構図がまた惹き付けるものがあります。

実は90年代のバットマン・シリーズは続編では三つ巴、3作目では2対2、4作目は3対2と段々主要人物が増えていきますが、このこの映画では1対1でした。


【バットマン(Batman) 1989年 USA】
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by santapapa | 2005-01-18 23:12 | 洋画一般
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